11日(水) 610回
「祇園祭山鉾の起源と風流囃子物」講師は 仏教大学 文学部 教授 八木 透 氏
祇園祭りはなぜ蒸し暑い季節に行われるのか?
平安時代には、梅雨時の河川の氾濫による伝染病、食中毒など、今のように消毒薬や
薬もない時代は、その原因は、恨みを持って死んだ人の祟りと考え、
そのたたりを鎮めようと9~10世紀から行われた。その当時は神輿が主であった。
鉾等が造られたのは14世紀からで、町衆が主になった歴史ある祭りです。
ちまきは、各山鉾で「蘇民将来子孫者他」と書かれた厄除けのちまきが配られ、
販売されます。
昔、神(スサノオノミコト)が旅で一夜の宿を求めた時に、富者の巨旦将来は宿を断り、
貧者の蘇民将来は、藁の布団とヒエの食事を出してもてなしました。
その返礼として、蘇民将来の子孫は疫病にかからないとされ、茅の輪
を腰につけさせたのが、ちまきの始まりとされています。
ちまきは、1年間の厄除けとして玄関に飾り、祇園祭りの時に、また購入します。
囃子は、怨霊が空からやってくると考え、怨霊を集め、鴨川から淀川を通り、
大阪湾に流すために、行われ始めた! 風流囃子物として、賑やかに行われるのです。
祇園祭りを研究されている、八木 透 氏の講義は、時間がた経つのを忘れる位に
興味深く、面白い講義でした。
講師は 仏教大学 文学部 教授 八木 透 氏
「祇園祭山鉾の起源と風流囃子物」講師は 仏教大学 文学部 教授 八木 透 氏
祇園祭りはなぜ蒸し暑い季節に行われるのか?
平安時代には、梅雨時の河川の氾濫による伝染病、食中毒など、今のように消毒薬や
薬もない時代は、その原因は、恨みを持って死んだ人の祟りと考え、
そのたたりを鎮めようと9~10世紀から行われた。その当時は神輿が主であった。
鉾等が造られたのは14世紀からで、町衆が主になった歴史ある祭りです。
ちまきは、各山鉾で「蘇民将来子孫者他」と書かれた厄除けのちまきが配られ、
販売されます。
昔、神(スサノオノミコト)が旅で一夜の宿を求めた時に、富者の巨旦将来は宿を断り、
貧者の蘇民将来は、藁の布団とヒエの食事を出してもてなしました。
その返礼として、蘇民将来の子孫は疫病にかからないとされ、茅の輪
を腰につけさせたのが、ちまきの始まりとされています。
ちまきは、1年間の厄除けとして玄関に飾り、祇園祭りの時に、また購入します。
囃子は、怨霊が空からやってくると考え、怨霊を集め、鴨川から淀川を通り、
大阪湾に流すために、行われ始めた! 風流囃子物として、賑やかに行われるのです。
祇園祭りを研究されている、八木 透 氏の講義は、時間がた経つのを忘れる位に
興味深く、面白い講義でした。
講師は 仏教大学 文学部 教授 八木 透 氏