工房八重の部屋

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京都市美術館 「上村淳之展-作家の眼」心静まるような花鳥画の世界

2012年07月18日 | Weblog
京都市美術館で「上村淳之展-作家の眼」が8月19日まで開催されています。

上村淳之画伯は、祖母は上村松園、父は上村松篁です。

父の反対を押し切って、京都市立美術大学に学び、1995年、日本芸術院賞受賞。

東洋独自の絵画表現を模索しながら花鳥画の新しい展開を求めて研鑽を重ね、

奈良郊外のアトリエ内で多くの鳥を飼いながら、制作しています。

今回の展示会では、上村淳之の初期から近作まで約60点により、

創造の意義とその足跡が、広く紹介されていました。

空間を多くとった鳥の日本画は、静寂な世界に満ち、心が静まるような絵でした。


京都市美術館


垂幕


看板


看板


上村淳之画伯