工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

観世流シテ方の片山家と京舞井上流に伝わる名品の「能装束・能面展」

2012年08月09日 | Weblog
京都文化博物館で、3日から5日まで、観世流シテ方の片山家と京舞井上流に伝わる

名品の「能装束・能面展」が開催されていました。

毎年所蔵品の虫干しに合わせて開いているとのことです。

能装束やの能面、京舞に使う舞扇など、70点が展示されていました。

6月に約590年ぶりに復曲上演され話題になった 「阿古屋松」で人間国宝の

片山幽雪さんが身につけていた、塩竃明神の衣装も展示されていました。

4日に行ったので、扇を手がける職人の特別講座「扇と能楽」を聞くことが出来ました。

能衣装は織りの布地で、まさに芸術品だと、今回の展示を見て感じました。

女性の能面は能を見ている時には、同じように見えたのですが、展示されている面を

見ると、表情も違い、展示されている名品を拝見して、

あらためて、能は歴史ある芸能だと!思いました。


ポスター


看板


公演のチラシ


公演のチラシ


公演のチラシ