ホールサイズのアップルパイ

おはようございます。
秋田県横手市十文字町の地産地消デリカテッセン「紅玉」の高橋です。

実は、アップルパイが苦手でした。

しっとりした生地に、半端に煮たりんごのフィリングのベタベタな甘さ。
なんかどうも煮え切らない感じが、好きではなかった理由。

ところが４年前のこと。
「紅玉」という店名のお店を開店するんだから、りんごのお菓子をつくろうということになりました。

りんごのお菓子ならすぐ頭に浮かぶのがアップルパイ。

それじゃあ、私さえも好きになれるアップルパイを作ろうということにしたのです。

▲そこから生まれた定番アップルパイ \280

とにかく苦手な要素を改善することから始めました。

基本イメージ先行型の私。

皮はばりっと！
中身のフィリングはりんごの香りがしてトロッと体にすんなり入る感じ。

アップルパイは中身のフィリングのことが語られがちですが、生地も本当に美味しいパイを目指しました。

皮には、バターだけではなくクリームチーズを加えてばりばり感をだし、
フィリングにはたっぷりのシナモンを加え、少しコクのあるアーモンドクリームを下にしきます。

作ってみたら、美味しいじゃない！私の大好きな味だ。
皆さんのお口にも合ったらいいなー、という想いから始まったアップルパイでした。

それから今日まで、毎年秋、同じアップルパイを店頭に出し続けています。



昨日作ってみたのは、通常お店にお出ししているものとは違って、注文販売専門の「ホールサイズ・アップルパイ」。
大きいものを皆で切り分けるスタイルのパーティなどに向いたアップルパイです。

▲うん、美味しそう


▲こんな感じでパイを切り分けます

試作したものを自分で買ってきて、今日の朝はお客様気分でコーヒーとともに頂きました。

▲コーヒーとよく合う！

旬を味わうのはそお季節の空気とともに味わうのが一番。
今からの季節、秋の空気と一緒に季節のアップルパイ是非お試し下さい。

「ホールサイズ・アップルパイ」１ホール \4,000

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デリカテッセン＆カフェテリア　紅玉
〒019-0509　秋田県横手市十文字町梨木字沖野66－1
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