同日19時38分に産経ニュースが「細野豪志氏の発言全文 「党を出て新たな政権政党をつくる」「決断が揺らぐことはない」」の題で次のように伝えました。
『民進党の細野豪志元環境相は4日、自身が結成した党内グループ「自誓会」の会合を都内で開き、離党する意向を伝えた。細野氏は会合後、記者団に「党を出て新たな政権政党をつくるという決意で立ち上がりたい」と述べた。
国政進出を目指す地域政党「都民ファーストの会」との連携については「政権交代可能な政党をしっかりつくっていくのが私の思い。それに賛同していただける方が誰なのか、いろんな可能性を探っていきたい」と明言を避けた。
発言全文は以下の通り。
冒頭発言
改めてしっかり会見は開かせていただきたいと思っているので、そのときに最終的に私が出した結論については皆さまにご報告し、そのときは皆さまからいろんなご質問があると思うので、しっかり答えたいと思う。今日は自誓会の中で申し上げたことに限って皆さんに報告させていただく。
先ほど自誓会のメンバーの皆さんにお集まりいただいて、私の思いをお伝えした。2年ほど前から民進党のあり方について私として思うところがあった。安保法制の対応、さらには憲法に対する考え方。自分の中で違和感を持ちつつも、何としても民主党、さらには民進党を立て直したいという思いでやってきた。
17年、議員活動を続けてきた中で、もう一度政権交代可能な二大政党制をつくりたい、その一翼を担う政党がどこなのかということについて考えに考えた上で、党を出て新たな政権政党をつくるという決意で立ち上がりたいと考えている。今日はその決意を自誓会の皆さまに申し上げた。
ただ、私も地元で多くの皆さんにお支えいただいているので、その皆さんにしっかり私の思いをお伝えした上で最終的に決断し、改めて皆さんにお示ししたいと思っている。今日皆さんにお伝えできるのは以上だ。
質疑応答
--なぜ決意表明のタイミングが今日になったのか
「この質問のみしっかりお答えしたいと思う。こういった思いというのは2年前からずっと私の中であって、最終的にこの時期に判断するということにした。代表選が間もなく行われる。8月21日から代表選が行われ、(9月)1日には投票が行われるという中で、この選挙期間に党を離れるというのは、これまで私が所属してきて愛着を持ってきた民進党に対して非常に影響を及ぼしてしまうということがあった。もちろん、このタイミングでもさまざまな影響があることは承知しているが、できるだけそうした影響は少ない状況で私なりに判断したいということがあったので、このタイミングになった」
--離党して新党結成を目指すということか
「そういう思いがある。そういったことについては改めてしっかりと私なりの思いを皆さんにお伝えする機会をつくりたいと思うので、これで今日は中身としてのブリーフということでご理解いただきたいと思う」
--「都民ファーストの会」との連携は
「先ほど申し上げた通り、政権交代可能な政党をしっかりとつくっていくというのが私の思いだ。それに賛同していただけるかたが誰なのかということについては、それはいろんな可能性を探っていきたいと思っている」
--離党を決断したのか、離党したいのか
「こういった政治家としての大きな判断というのは、これは最後は自分でするしかないので、その思いは先ほど私が申し上げた通りだ。揺らぐことはない。ただ、地元で多くの皆さんにお支えいただいているので、最終的な決断についてはしっかりとそうしたプロセスをへた上でやっていきたいということだ」
--世論調査では次期代表にふさわしい人として前原元外相の支持が最も高い。党内に残り、比較的考えの近い前原氏を支援する選択肢はなかったのか
「こういった決断をした人間が代表選についてコメントするのは適切ではないと思うし、今のご質問については今後のことにもいろいろ関わるので、改めて皆さんにしっかりお話しする機会を持ちたいと思う。今日は以上で終わらせていただく。どうもありがとうございました」』
引用記事にもある通り、細野豪志元環境相は安保や憲法問題でも発言が多く、自分の意思で安保法制問題や憲法改正案に関しても旧民主党や民進党でも摩擦を顧みずに発表してきました。
民進党にとっては、またまた大きな保守的で論理の立つ有能な人材が失われるのですが、日本の政治にとっては、そのような有能な人材が埋もれずに羽ばたく事はより良い事でしょう。
民進党の細野豪志元環境相が民進党を離党して新党結成に向け動くことは正しい決断だ!!
細野豪志元環境相
出典:ウィキペディア
下のブログランキングに参加しています。ご支援のクリックをお願い申し上げます。
と思う方は以下をクリック!!
↓
防衛・軍事 ブログランキングへ
人気ブログランキングへ
くる天 人気ブログランキング
有料記事では、あなたが知らないと損をする、報道されない国内外情勢や政治、軍事、外交、経済、技術などの深層や戦略などを、丁寧にお伝えします。
↓
有料記事掲載サイト:以下リンク先→
新生日本情報局 ※(有料記事サイト)1ヶ月1000円で期間中は有料記事が読み放題、見放題で定期購読ができます。
定期購読の方法については、以下リンク先→
※(ヘルプ欄)課金記事を読む 有料の記事を読むには?