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NTTの新しい光電融合技術への期待が高まる!!iモードの失敗を越える世界No1を!!

2021-02-06 00:00:00 | 防衛
5G、そして次の世代の6Gと、通信インフラは通信速度や容量も、文字通りうなぎ登りでの利用拡大が進んでいます。

その一方で、問題となっているのが更なるデバイスをはじめとする更なる高性能化と、電力不足等との戦いです。

そのような中、NTTの新た光電融合技術への期待が高まっています。

NTT技術ジャーナル Vol32が、「オールフォトニクス・ネットワークを支える基礎技術」の題で、次のように公開しました。

『本稿ではIOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想の構成要素であるオールフォトニクス・ネットワークを実現するうえで重要性が増している光技術を中心に、NTT先端技術総合研究所が取り組む基礎研究(大容量光伝送システム・デバイス技術、光電融合技術、光イジングマシンLASOLV®、光格子時計ネットワーク)について紹介します。本記事は、2019年11月14~15日に開催された「NTT R&Dフォーラム2019」における、寒川哲臣NTT先端技術総合研究所所長の特別セッションを基に構成したものです。

(中略)

は じ め に
インターネットのトラフィックは急速に増え続けており、それに伴いより多くのデータを処理するIT機器の消費電力は増大し続けています。一方で、半導体集積回路(LSI)の進化に関する、ムーアの法則、スケーリング則は限界に近づいてきました。半導体デバイスを微細化することによりリーク電流や熱が発生し、性能を制限しているのです。このように処理すべきデータ量が増え続けているのに、コンピューティング能力が従来のペースで伸びないというのが根本的な課題だと考えています。

オールフォトニクス・ネットワークとは
IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)の構成要素であるオールフォトニクス・ネットワークでは、電力効率を100倍に高めることを目標としています(図1)。そのためにネットワークから端末まで、できるだけ光のままで伝送する技術や、光電融合素子という新しいデバイスの導入を検討しています。同時に伝送容量を125倍に高めることをめざしていますが、これはマルチコアファイバなどの新しい光ファイバを用いた大容量光伝送システム・デバイス技術の導入を含めて検討しています。さらに、エンド・ツー・エンドで遅延を200分の1に減らすために、あるいは遅延が許されない通信では、情報を圧縮することなく伝送するなど、さまざまな新技術の導入を検討しています。



コンピュータでさまざまな演算を行うチップには、これまで、使い勝手の良い電子技術が活用されてきました。しかし、近年の高集積化に伴い、チップ内における配線の発熱量が増加し、性能を制限しつつあります。そこで、チップ内の配線部分に光通信技術を導入して低消費電力化を行い、さらには光技術ならではの高速演算技術を組み込んだ、新しい光と電子が融合したチップを実現することを目標に掲げています。ネットワークの光化と合わせてエンド・ツー・エンドでの光技術の活用が、 IOWN構想を実現するうえで重要な役割を果たします。
(以下略)』

実に画期的です!!

NTTはかつて「iモード」で一世を風靡しましたが、日本だけの運用で終わった、という失敗も犯しています。
今度こそ、今度こそ、その雪辱を晴らし、世界中を巻き込んだ大成功へつながる成果を挙げて頂きたいと存じます。


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