四国遍路の再開にむけて準備中です。
次は高知県。土佐国…修行の道場の予定で計画を立てたのですが。
同行者のSさんが今年は60年に一度の御利益数倍だから、逆打ちをしようと言い出しました。
一般的には閏年に88番から廻ると三倍と言われていますが、今年の干支の丙申もさらに三倍が加算されるとか。
同じ干支が廻ってくるのは60年に一度です。還暦のいわれでもあります。
と言うわけで、88番から66番に向かって逆打ちすることになりました。
逆打ちは順打ちと違って標識なども少なく難しいらしいです。
だから、御利益も多くなるのでしょうが。
宗教心はないので御利益を求めているのではないのですが、まあ、廻れるだけ廻るのであれば順番はどうでもいいかなと思っています。
遍路がブームになっている背景にはこの自由さがあるのでしょう。
通し打ち(1~88)一国打ち(県別)バラバラ打ち(順序や寺数自由)といろいろあります。
でも、不思議なもので、前回は徳島県で二寺参り残して年を越すのがなんとも気になって晩秋に一人で出かけました。
同じように、まだ三県残ってる、歩ける内に行ってしまいたいと切に思いました。
初めは全部歩き通すつもりでしたが、年齢、体力から不可能だと知りました。
バスや鉄道やタクシーを駆使してとりあえず全部の札所をまわりたいです。
納経帳ラリーとウオーキングを兼ねたものでいいと開き直っています。
87番の長尾寺の近くの民宿だけを予約してのスタートになります。
予定の日程では速い入梅にぶつかりそうですが、それも仕方ありません。
そんなわけで「小梅日記」はしばらくお休みします。
なお、帰ってからの遍路日記は「季節めぐり」に書くつもりですので見てくださると嬉しいです。