診断機 修理 アレコレ

BABYMETALをこよなく愛すポンコツ整備士の修理日記

(-゛-メ)

2017-08-27 02:10:42 | 修理
お得意様から一本の電話が。
ディーラーにて車検を通したが、作業灯の玉交換をお願いしたら
作業灯そのものを交換され、スイッチもないし点灯もしないと。。。

交換させて点灯しない状態で納車は考えられず、頭の中は???ばかり
本来なら作業をしたディーラーに持っていく(クレーム)べきなのでしょうが
川口か東雲か行徳か、パッといける距離では無いので見れくれと言われたら
見るしかない。



確かに点灯しない。
元々はハロゲンライトにスイッチが付いたものをスイッチ無しのLED灯に交換
ドライバーさんもどこかにスイッチがあるはずだと探すもまったく見当たらない。
よって誰かに泣きつくしかない。



状況がまったく不明なのでライト側から配線を調べていくと
新しいビニテに巻かれた部分があり、それを剥がすとなぜかLED作業灯と別の作業灯の
配線が繋がれてる。



本来、電源線であろう緑の配線がニッパーでブチッと・・・



ちょいと放置して更に上流を調べていくと
IG/ONで流れる配線に結線されてる。

簡単に推測と状況を考えると
スイッチ無しのLED灯に交換したら点灯しっぱなし
スイッチを別に付ければいいんだが、付ける手段や時間が無かった。
だからとりあえずブチッと切っちゃえと。
後で作業しますとか伝えればいいんだけど、お客さんに尋ねたら
そんな事聞いてないし、点かない状態で納車とかありえんだろ、と
そりゃそうだと答えるしかないよね。



斜め上の作業に対処が追いつかず、時間が無いのでとりあえず
電源線から分岐して簡易スイッチを取り付けて無事納車。

個人的な思いを書かせてもらうと
今回のディーラーはUDトラックスですが、ずいぶん前から
オイル交換やチェックランプ点灯による点検に3時間待ちとか
当たり前なようです。
どこもかしこも事前予約が必要な措置を取っているようですが
診断機つなげるだけでも数時間待ちとか異常です。
そんな追われてる状態での上記の杜撰な仕事だとは思いたくも無いですが
本当にこんなことやってるなら遅かれ早かれ破綻すると思います。


メカニックには色々な意味で壊れないよう願うばかりです。

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