診断機 修理 アレコレ

BABYMETALをこよなく愛すポンコツ整備士の修理日記

エルフ DPD不良

2012-12-07 20:26:06 | イスズ
と思っていましたが、原因は別にあったようです。
先入観はイカンですな。

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H18年 NPR85 エンジン4HL1、まーたこのエンジンですか・・・

DPDランプが点滅、ボタンを押しても何の変化も無いから見てくれと
7時30分に出張行ってきました。ま、近くなんですけど

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んー?95ってなんだ?はじめて見ますね。

すぐさま・・・

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こいつを確認したところ、やはり手動のアイドリング調整にひねってあり
左へ(自動)へカチっと入れると再生作業前の暖機が始まりました。
はっ、余裕余裕とクソ寒い中、ライブデータ見ながら再生作業を見守ります。

30分経過・・・暖機が一向に終わりません。

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これ以上水温が上がりません、75度以上じゃないと再生が始まりませんので何時間経とうが終わりませんね。

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アクセル吹かすとガンガン下がってくるんですけど!

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サーモバラします、簡単なところでよかった。

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エルフは2個付いてます
左の開弁温度85度、右が83度

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右側のがすでにだらしなく半開きで

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もう一方がグツグツ煮ても半開き、どちらもだらしないですな。

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とはいえ開きっぱのほうがエンジンにダメージ与えることは無いので、これはこれで良し。

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組みます。

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10分くらいで

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再生作業可能範囲まで上がりました。
かなりのエンジン負荷になりますので、そのまま作再生に入らず、きっちりエア抜きします。

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ひょー、600度まで上がるのねぇ
こりゃほんとその辺にあるもの燃えかねんわ・・
このデータ確認、水温見たり排気温見たり、とにかくポチポチ移動が忙しいです。
はやいとこF3-Gのライブデータ及び強制再生対応してくんないかな・・・(チラッ

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再生作業が終わり、エラーその他、リセットを確認

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アイドリング

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2000回転、問題が無いことを確認して完了しました。


4HL1は出てからもうじき8年目に突入です。
これからもっとトラブルが出てきますし、DPDの不調は冬場が本番です。
診断機があるとすごく便利になりますよ。



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