4JG2いろいろ修理

NHR69 エルフ　車検でお預かり




引き取り移動中、うっすらチャージ点灯。
ヤバそうなんでエアコン使用せず帰社、ちょっと体のほうがやばかった。



オルタからは上限20Ａしか出ず、バッテリーから持ち出し。




修理だと高く付きそうなのでリビルトを用意。
ステーターの一部が焼けたか何らかの原因でしょうけど
故障したのはそのまま返せってことなのでバラし不可・・せめて原因くらい特定させてほしいな。




15万キロ超えなのにタイミングベルトの交換履歴等、一切無しなため
了承を頂き交換。
ちなみに今回の作業、自分がやったのはクランクシールだけ。
今週月曜から6台車検入庫なのでてんてこ舞いでした。
写真はまだ交換前。



自作の冶具用意。
左上スリンガープレート、左下クランクシール、右は古いアイドラベアリングを加工・・・といっても
チャチなもんですが、これでスリンガー、シール、両方圧入出来ます。
言い訳ではないのですが、スリンガープレートに螺旋の模様がありますね
シールのリップが当たりますが、これ交換前に点検して、消えてなければ無理に交換する事はないと
思います。
冶具作ったといっても、誤差0.3ｍｍ単位の精度求めてきてすごく神経使うから。。。
フォワードと比べたらかなり緩いですけどね。



昔、交換したときに出たいらないアイドラを使います。




内側の端（1）でスリンガー圧入、ヒーターガンで暖めるとやりやすいです。
外側（2）でシール圧入、元のシールの位置を必ず覚えておくことが必要です。




適当なソケットをアダプターにして、クランクボルトで慎重に締め込み、圧入していきます。
今回の作業はシールのみ交換。
締めては外して、これを5回くらい繰り返し、自分の作業は終わり。










完了した頃を見計らってパシャリ。
時間は掛かりましたが無事、リコール作業も終わってホッと一息。