明日への遺言 2008年03月26日 | Weblog 軽い気持ちで考えていたのだが違った。見る前に考えたのは、一つの 家族の遺言と思ってた。大違いだった。明日の日本を担う若い人々に託す、 文字通り「明日への遺言」だった。場面はいつも法廷内部でじっくり見る、 日本人の品格を問う映画だったと思う。死刑判決に対し、言いはなつのだ。 「本望である」と。印象的なのは、月光が背中から当たり影が進む前にある 自分の影を踏みしめて死刑台に向かうシーン、一度立ち止まり振り返って 今日は月が美しいですねという、そして最期に主題歌森山良子の「ねがい」 が心に響いた。 #映画DVD(レビュー感想) « コケタ!? | トップ | 桜めぐり »