タワゴト日記

 未来は無限にあると思っていたが、有限を
感じさせる世の中、光をツールに少しでも楽しい毎日でありたい!

水温む

2011年03月31日 | Weblog


 水温む春休み、今年は桜の咲くのが遅れた。いつもの年なら桜も満開、

わが町への花見客も多く、散歩するのも困難なのだが、朝晩は肌寒くまだ

風も冷たい。しかし子供たちは待ちきれないのか、川の中で遊んでいる。

被災地の子供たちはどうするのだろうか?家もない、学校もない、親もな

い一人になる子もいるだろうか?

我々が終戦後を切り抜けたように、もう一度昔にもどるのだろうか?

原発が落ち着くのはいつだろうか?原子力発電を失くすことはできない。

アメリカ、フランスは前向きである。ドイツはやめるかもしれない。

フランスから原発の専門家がやってきた。アメリカからも助っ人がやって

くる。終戦後とは全く違う現代社会、世界が日本を救おうとしている。

もう「カワセミ」はいなくなったと思っていたが、桜の蕾をバックにその

背中を見ることが出来た。明日からもう4月なのだ。もうじき暖かい春が

やってくる・・・・・!








災い転じて

2011年03月30日 | Weblog


 日本人の気持ちが、阪神淡路大震災、中越地震、東日本大震災と経験

する中で、ボランティア精神が引き継がれ、日本的ボランティアが育て

られてきた。今回の大地震によっては、若者中心にネットワーク化が

進められている。その中心は大学生で節電の呼びかけである。

自分たちのできることをやる。節電のポスターを作り、商店街に呼び

かける。そんな呼びかけで、無駄な電気をできるだけ使わない。

日本の夜は世界一暗いと言われてもいい、蛍のひかり、窓の雪と月明かり

で、自然と共に生きる。戦後の気持ちにもどって、みなが昔の日本人に

もどり、お互いを助け合う「和」の気持ちが芽生え始めたのは、これから

の社会に最も必要なことを今の若者や子供たちに教えてくれた「大震災」。

外人さんも放射能の恐ろしさで母国に帰った。

日本企業は社会的責任において、日本人をこの際採用し、日本で物を作る

ことを主体に考え直して欲しい。

やはり日本はいつまでも先進国でなくてもいいから、こころは謙虚に

いつまでも新興国であってほしい。

千本桜

2011年03月29日 | Weblog


 昼間暖かい日が続いた。ひだまりの桜はチラホラ咲き始めた。

灯りの提灯は取りつけられたが、夜間照明のライトアップは今年は、

自粛するとのこと。ただいま、戦争中の「リビア」のわかものが、我々は

何もできないが、東日本の肉親を失くしたわかものの気持ちはどの国にも

共通のものがあるようだ。気持ちをポスターにこめて日本へ・・・・・

今年も五条川では、鯉のぼりが泳ぎ、桜の花びらで川面が一面にピンク色

に染まる。今はまだ人通りも少なく、犬と散歩する人もいるが4月1日~10日

まではお祭がはじまるので、散歩コースを変える人も多い。しかし今年は、

「山車」もでないエコお祭である。一寸先も読めない世の中である。例年の

ような賑やかさは期待できない気がする。


ドライ

2011年03月26日 | Weblog


 もう3月も終わりだというのに寒い、雪が降るかも知れない。膨らみ

咲き始めた桜も、遅れるかもしれないという。被災地の人のことを思え

ば対したことはないのだが、これからのことを考えると沈んでしまう、

だから少しでも動いて、現状の苦しさを忘れようと励むのだ。しかし

後にその疲れがくるので、そのペース配分が難しい。でも人間あまり

大したことができないと悟り、無理しない自然体が一番いいのだろうが?

シロは、寒い外から帰ってきた。顔と体を拭いて、足を洗ってやったら

猫の箱へ入って、写真のように座って、自分の気が済むように舐める。

体が暖まると今度は食事である。満足すると眠るただそれだけで毎日が

淡々と過ぎて行くのならいいのだが。最近我が家の猫も、ノラ猫も

ドライ食だけでは、満足して眠らない、帰らない。カンズメの魚まで

催促するようになった。

ほとんどの家が猫、犬を飼っていようが居まいが、ドライ食品があり

与えるのだろうか?

それとも、ネコ自身がドライになったのだろうか?




日本も新興国

2011年03月25日 | Weblog


 地域の千本桜の蕾が膨らみはじめ、ツクシの坊やは今が食べごろ?

僕はツクシの卵とじが大好きで、酒の付け足しにあるととても幸せ!

戦後、子供時代を思い出す。放射能があったかどうか判らない。食べ

るものがなかったのだ。タニシの味噌和え、菜の花のおしたし、春を

感ずる野菜である。日本人の食文化は季節を感ずるものが多い。

桜饅頭、桜団子など筆頭に、先週桜の花びらをあしらったビビンバを

MSKグループと食べにいった。当前三陸沖地震、原発の話題になり

その後、飲み水のことにも・・・これから生まれてくる子供たちは、

ヨウド131はもちろん、腸内に入る細菌はいっさい食さず事前に守

られ、無細菌の体で、清く正しく、いつまで?親に見守られて、

抵抗することなく育って行くのだろうか?

そして、精神的にもいつまでもよい子よい子で育って行くのだろうか?

腸内にもいい細菌、悪い細菌が入り抵抗力がつくのではないだろうか?

血液に悪玉と善玉があるように!

まだまだ判らない自然の力、決して奢るではない人間の力。