職員のために、原発を考える機会をもうけてもらった。
いま日本人にとって次世代の人のために、負の遺産の引き継
ぎについてを考えなければならない問題が山積みである。
そんな一つの問題を捕える契機として、
アメリカ映画「チャイナ・シンドローム」の撮影会に出席。
もしアメリカ合衆国の原子力発電所がメルトダウンを起こした
としたら溶けた燃料が重力にひかれて地面を溶かしながら貫い
ていき、地球のの中心を通りこして反対側の中国までとけて
いってしまうのではないか?
というブラックジョークである。
この映画が公開されたのは1979年3月16日であるが、
それからわずか12日後の3月28日にスリーマイル島原子力
発電所事故発生し、「この映画を観た輩が事故を起こしたので
はないか」等といった陰謀説が流布されたりと、全米で大きな
話題となった。
日本の福島で起きたメルトダウンと重なって、それはそれは
まさに現実に迫っていた。
俳優もジェーン・フォンダ、ジャック・レモン、マイケル・
ダグラスと見た覚えのある人だ。
お茶菓子を食べ、こどもの面倒をみながらの映画観賞最高!