ウラジーミルの世界遺産を見て、スズダリに向かう途中、広大な
平野、草原が広がる。バスはよりのどかな風景がひろがる中世の
おとぎの国、ここもまた世界遺産スズダリに到着。
土砂降りの中、いくつかの修道院を見学、あめの中、傘もささない
妖精が現われた。クレムリン、スパソ・エフフィミエフ修道院、
リゾボロジェンスキー修道院など、見学中一緒だった。
カメンカ川を渡ってバスに乗った我々に「さようなら」。つかの間
の出会いだったが、まるで夢の国・おとぎの国からの脱出だった。
振り向くと見えなくなるまで手を振っていた。僕の耳には、
バスガイド「ス」さんが唄ったロシア民謡が思い出された。
いつしか雨が止んでいた。写真下:カメンカ川のカモ。