タワゴト日記

 未来は無限にあると思っていたが、有限を
感じさせる世の中、光をツールに少しでも楽しい毎日でありたい!

京都

2011年10月31日 | Weblog


京都御所秋季一般公開、期間:10月31日(月)~11月6日(日)

京都御所とは、鎌倉時代中期から明治時代初期までの約500年以上に

渡り、歴代の天皇が住まわれいた住居である。

秋季一般公開では、築地塀で囲まれた京都御所の西側にある宜秋門から

参入し、南半分を見学して清所門から退出して、紫宸殿、清涼殿、小御所

など平安時代以降の建築様式などをみることができた。

初めての京都御所見物が一般公開日初日と重なり、日本の技術に、文化に、

この歳になって初めて心に響く、深い感動に酔いしれました。

午後からは、大阪出張の時、新幹線からよく眺めた、思い出の東寺の国宝

五重塔。

三代目将軍徳川家光の発願により再建をされ(1644年)、現在に至る。

東寺には、国宝の金堂などの建物、仏像などが予想を遙かに超え、

保存されていた。若いうちにじっくり見ていたらもっとすばらしい人生が

待っていたのではないだろうか?

写真上は、京都御所承明門から南庭遙かに紫宸殿。

写真下は、東寺の五重塔。








あの日から

2011年10月30日 | Weblog


 今年も僕が見た最初の日、10月26日から毎朝カメラを持って

散歩に出かけた。あの日から姿を見かけない。散歩で会う人から

声をかけられた。今日はいましたか?もっと寒くならないとだめで

しょうと。天気予報によると11月も今年は暖からしい!

今年撮った写真を拡大してみる。写真上何とか写っているが判るで

しょうか?これが今年の「カワセミ」なんです。綺麗でしょう!!

木が邪魔して残念!位置を変えて構えたら、もういません。

その辺りをさがすこと一時間もう二度と見かけることがありません

これじゃ散歩にならないのかもしれない。

カワセミ撮り、今日はどこまで行ったやら?

僕は思う

2011年10月29日 | Weblog


 輝くような功績、輝くような恋愛、人に自慢できるような生き方を

したわけでもない。他人にお世話をかけ、家族にも心配をかけてきた

人生。これからも最後まで迷惑をかけるような人生。

特別な知識があるわけでもない。ただ美しい自然や物をみて、美しいと

思う気持ち、人と接して優しいと思う気持ち、感動する気持ちがあった

ことが、生きる源であることが判り、幸せだったというだけのこと。

サラリーマン時代は、お金がすべて、お金さえあれば一生幸せと思って

いた。歳をとるにつれそれだけでは満足できない。

優しさ、心が必要なのだ。しかし心売って働いたサラリーマン時代?

その「こころ」を取り戻すには、遅すぎる歳になったのだ。

健康な体にしか、健全な優しい「こころ」は宿らないだろうから。

だからいつまで経っても、心の底から「ボランティア」と言うことば

に抵抗感を感ずる。まだ何かの報酬を期待している自分が居る。

逆に言えば何か期待しているから、生きられるかもしれない?






法起寺

2011年10月28日 | Weblog


 日本最古の三重塔、聖徳太子が法華経を説法していた岡本宮を、

太子の遺言により子の山背大兄王が寺にあらためた。今では別名

コスモス寺と言う。

斑鳩三塔の一つ、法起寺の塔。本来は手前にみえる南門が正門だが、

今は閉められている。



かっては講堂(本堂)の本尊だったという十一面観音。10世紀後半

の作とされ、現在は収蔵庫に安置されている。

荒廃と再建を繰り返し三重塔など守り伝える日本の伝統に万歳である。

25年ぶり好天の秋に、斑鳩の里を訪ねて感無量のバス旅行でした。

法隆寺

2011年10月27日 | Weblog


 法隆寺と言えば、聖徳太子が建立した世界最古の木造建築、

聖徳宗総本山。飛鳥時代から1400年に及ぶ伝統を今に誇る。

日本で最初に世界遺産に登録された文化財。

25年前御朱印帳を携えここえきたのだ。

今日はスッカリ冷え込み、体調のことが心配で、記帳まで頭がまわら

なかった。今回のバス旅行、運転手、添乗員、バスガイドと三人体制

である。それに現地には別のガイドさんが付いた。

世界遺産であり、確かに専門性が要求されるのだろう。

時は秋、修学旅行生が多かった。

国宝・重要文化財に指定された建造物や仏教彫刻の多さは群を抜く。

すらりと佇む百済観音、優しい笑みを絶えずたたえた白鳳時代の銅造

夢違観音(悪い夢を良い夢に変えてくれる)、そして至宝玉虫厨子。

25年前とかわらない玉虫の輝き!天平時代の八角円堂、夢殿では、

今日、10月27日救世観音像の開扉。お顔を拝むことができました。

「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」。幸せな秋の日・・・