終戦のエンペラー

　１９４５年、太平洋戦争終結。

僕は、田舎へ疎開していた。記憶にあるのは、サイレンの音で

防空壕に避難したこと。竹藪の上を飛来する火の玉を数個みた。

パッと周囲が明るくなった気がしたが、本当かどうかは、よく

わからない。

こどもごころにも怖いことは確かだった

親父は戦争に行って死んだ。

母一人、子一人で育った、周りの人も戦争のための境遇は似たり

寄ったりではなかったろうか？

だからわれわれに対してもまわりが理解し、優しくしてくれたの

かもしれない。もちろん母が、無我夢中で育てたのだろう！

母は日本映画が好きだった。幼いころ母に連れられて見に行った。

母は必ず泣いた、泣くために母子ものを見に行ったのだろうか？

自分も映画好きとなった。シロクロの西部劇から始まってカラー、

そしてシネマスコープ南太平洋、ウェストサイド物語など

・・・・・数えきれない米映画。

サンセット７７、奥様は魔女、ベンケーシーなど

・・・・・数えきれない米ＴＶドラマ。

アメリカにあこがれを持って育った。

どうしても父の敵・アメリカと言う感情が湧いてこない。

政権が安定した日本に今秋、駐日大使ケネディ初女性大使誕生。

そして来年、オバマ大統領訪日。

言葉は英語化が進むが、誰もが知る歴史の１ページには、秘めら

れた衝撃と感動のドラマあった。

雨上がり

昨日の雨で水かさ多く、水の流れも早い。鳥も魚を捕りずらそうだ。

一気に夏草が延びて、あめに洗われ、黄色が目に鮮やか。


他所の畑の可憐なはなをスマホで、ちゃっかり撮影。

早朝の散歩を終え、朝ぶろに入って汗を落とす。

今日は朝から湿度が高い。冷房を除湿とした。

雨が上がり、これから本格的な夏がくる。

早く体調を整え、暑い暑い夏を乗り越えなければ・・・！

今日もがんばって、昼寝することにした。

仲間

人生のある時間をともに共有する。それを仲間と言うと定義した。

火曜日のスイミング仲間と学園仲間との食事会に昨日参加。

朝食以外、外食となった。女房は助かったと言っていた。

昼食会は、お好み焼きが主食で、ざるそば、冷やっこ、デザート

には、かき氷、コーヒーがセットされていた。￥８８０なり。

夜は飲みホウダイ、同窓会３か月に１回開催。

・時の話題、政治を語る人がいる。

・弾丸登山の話をする人がいる。

・海外旅行の話をする人がいる。

・親の面倒を看ている人がいる。

・映画のエキストラを体験した人がいる。

・病気の体験を話す人、仲間全員の近況を話す人がいる。

その他、まだまだ楽しい話にしようと皆努力している。

今日は、テレビで一日中山口・島根の集中豪雨の話題である。

異常気象の日本いや世界中おかしい？

蛍

昔、小中学生のころこのお城のお堀の下を、瀬戸電が通って

いました。僕は、この電車と途中までほとんど平行に走る市電または

市バスに乗って、学校が春、夏、冬休みになると疎開先の田舎

から従兄の家に、いつもホーム・ステイをしていましたと言うと聞こ

えがいいが、当時は食べさせてもらい（食いだし）に、出かけて

いました。２，３日は仲良しだった従兄との生活も、長期となると

そのうち喧嘩となり、いったん帰りほとぼりが冷めたころまた出かける

そんな生活の術を何回繰り返しただろう？

そんな帰路、往路の途中に、今、電車路は撤去され、夏草が生い茂り

ヒメボタルが発生する名所となったのです。

今でも、３か月に一回、病院に通うその偶然に、いつも自分の運命？

宿命？に照らし合わせる、心のよりどころでもあるのです。

一息

朝から雨、連日の猛暑から一息。

散歩から帰ってきたタイミングでもって、雨が降ってきた。

今朝３時、外に猫の気配。シロが帰って来たのだ。

弱い鳴き声だが、家の中に入れてくれと言う訴える声に聞こえた。

そう考える理由があった。

昨日、５日ぶりにシロとクロが、朝５時に食事に現れたのだ。

２匹とも玄関で朝食を済ませ、シロは家の中へ、クロは再び外出

していったのだ。

シロはと言えば、女房のそばの押入れの中で、半日近く睡眠である。

そして今日は、絶好の温度で冷房いらずの睡眠日和、１日中ヒロの

ベットはシロに独占されたが、うれしかった。

雨が止んだ夕方、クロが帰ってきて２匹仲良く添い寝していた。

穏やかな家族生活にもどった。一息ついた雨のち晴れの１日でした。