こんなシーンが撮れるなんて!無我夢中のヒトトキは早かった。
はじめは、色づいた落葉ににて、てっきりヤマガラと思ってカメラを構えた。
しばらくすると、くるり回転、青い背中をみてカワセミと判る。
途中、何回向きを変えただろう?
僕の背後には数人の野次馬ができる。
「かわせみがいるんだ」「どこにいるの?私見えない!」
「あの石の上だ」「どこどこ?」「葉っぱじゃない?」
ぼくは、無言で撮り続ける。そのうちに
「あっ!二匹いる!」の声。
今度は僕が捜すはめになる。どこにと聞くわけにいかず。
カメラ越しに捜し、ピントを合わせる。
シャッターを切ること数十回、飛ぶ!振り向く飛び去る。
こんなチャンスは、あまりないのでは・・・・・。
二匹の関係は?オスとオス、恋人同士、夫婦(今日は夫婦の日)?
野次馬の意見は、オスとオスの「縄張り争い」とのこと。
勝った方が残ったのだろうか?気がかりなのはメスはどこに?
まさか、メスとメスとの争いではないだろう?
幾つになってもわからないことばかりだ!
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