タワゴト日記

 未来は無限にあると思っていたが、有限を
感じさせる世の中、光をツールに少しでも楽しい毎日でありたい!

ゆれる

2006年08月11日 | Weblog
 見に行ったわけは単純だ、女房がオダギリジョウのファンだから
どんなんか見に行った。小生も一人っ子、オダギリも一人っ子だが
兄弟の弟を演ずる彼の気持ちは自分の人生に投影でき、いやそのものの
ような気がする。自分の育った土地に腰を据える格好良さを、今この歳に
なって心底思うのだが?若い時は東京で、本社で一度は思い切り働きたい
と思っていた。そして実際、母親をひとり残し東京で一人暮らし寂しかった。
香川演ずる兄は、地元で腰を据え生きている?彼はまた弟の生き方を羨む。
人間兄弟でも他人と同じように自分のしている事に満足せず他人が良く見える
のかな?兄弟でのこころのゆれがこんなに冷たいものなのか?だとしたら
一人っ子でよかった。小生は信じているラストシーンでの兄の微笑みを・・・




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