別れだけが女の子とわかりあえる二人の会話。公園での
小枝拾いや散歩の会話は一方通行である。彼女からは言葉が
返ってこない。たった一つ「バイバイ」だけが二人の共通語。
二歳の春には「さようなら」「バイバイ」と言って手を振ると
元気に手を振り声は小さく「バイバイ」と言った後、涙ぐみ泣いた。
後ろ髪を引かれる思いで帰路の自動車を運転中、ホロリと思い出の中。
今は三歳「さようなら」というと、何をしていてもやけに元気に手を
振り、やけに大声で「バイバイ」を誰にでもに繰り返す。
その後の涙はなく僕は寂しく自動車の中、なぜかやはりせつないさようなら!
写真は事業所の秋桜。
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