むかしの歌謡曲はよかった

　僕の母もよく言っていた。昔のうたはよかったと。今の歌は
歌詞の意味も良くわからない。今、シニアになって思う。むかしの
歌謡曲は今のように悲しく、今のようにロマンのない、気品のない
歌はありませんでした。もっとロマンがあり、夢があり、気品があり
何をさておきこころがお洒落で、爽やかさがあった。
三橋美智也の「トンボがくるりと輪を書いた♪ほ～いのほいのどかだ！
春日八郎「粋なくろべいみこしの・・・・・・」意味もわからず唄った。
大津美子、笠置静子、お恵ちゃんなど賑やかで楽しい。美空ひばりの
「お祭りマンボ」なんてはじまりと終わりの落差がしゃれている。
今の歌謡曲のように長続きしない男女関係だけを歌いしかもこれでもか！
これでもか！と悲しい歌ばかり、こんな悪いことばかり起こる日本に
希望・勇気を与える明るい心に沁みるお洒落な歌がありません？
「上を向いて歩こう！」から「前を向いて歩こう！」へ