「切らずに治す脳卒中」日本脳神経血管内治療学会前々会長ブログ
第31回日本脳神経血管内治学会学術総会会長のブログ
会期:2015年11月19日~21日(無事終了しました)




昨日は、脳神経外科の脊髄外科領域のホープ、遠藤俊毅先生を岡大学内にお招きして、
脊髄血管奇形の外科的治療についてのお話を拝聴しました。

以前も記しましたが、脊髄血管奇形 (spinal AVM/Fs) は、比較的稀な疾患である上に、病態の理解が難しいことが多く、細い脊髄に病変が集中していて治療も困難です。
私自身もこれまで苦労して多くの患者さんの治療にあたってきましたが、あまり良い思い出がありません。そのため、この病気を何とかしたいという想いもあります。

今年の4月に私が仙台にお邪魔して、脊髄血管奇形の血管内治療のお話をさせていただきました。
そのお返しというわけではありませんが、今度は東北大チームの外科代表として遠藤先生にお越しいただきました。
遠藤先生とは脳神経外科のサッカーを通じて知り合った中で、サッカーも上手い、論文も書く、手術もバリバリ!と三拍子揃った若手のホープです。
今回は、無理をお願いして、2時間という長時間、喋っていただきましたが、あっという間に時間がたってしまいました。
当科の若手にも、彼の多彩なお話は大変刺激になったのではないでしょうか。

会終了後は、いつもの鮨「いちえ」にお邪魔して、遠藤先生を囲みました。
遠藤先生、遅くまでお付き合いいただき、ありがとう!



この春から東北大学を離れて、白河の地で「一人医長」として、大活躍とのこと、さらなるご発展を祈ってます。
あ、サッカーの東西対抗戦の時は、頑張らなくていいですから・・・

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