「切らずに治す脳卒中」日本脳神経血管内治療学会前々会長ブログ
第31回日本脳神経血管内治学会学術総会会長のブログ
会期:2015年11月19日~21日(無事終了しました)




昨日・今日と第56回日本神経学会学術集会に参加するため新潟に行ってきました。
会場は2013年秋に日本脳神経血管内治療学会JSNETが開催された朱鷺メッセ・ホテル日航新潟で、1年半振りの来訪となりました。
実は神経学会には、はじめてお邪魔したのですが、4日間の会期で5-6000人の参会者という大きな会でした。
私の出番は、本日午後の教育講演10「急性期脳梗塞に対する血管内治療ー新たな時代における神経内科の役割ー」で、
JSNETの代表として「脳外科・血管内治療医の立場から神経内科医に望むこと」のテーマでお話してきました。
座長の聖マリアンナ医科大学東横病院脳卒中科高田達郎先生、国立循環器病センター脳血管内科山上宏先生と事前に相談して、
”急性期脳梗塞治療に関与していない神経内科の先生を脳卒中医療に招き入れる、そして関与はしているが血管内治療をしたことがない先生に、脳血管内治療をやろうと言う気にさせる!”ような刺激的な発表をするよう依頼されました。
ところが蓋を開けてみると、会場には脳卒中治療を積極的にやっている先生がたくさん来られていて、
しかも前の方にはJSNETでもよくみる内科医で血管内治療をバリバリやっている先生のお姿もあり、やや気合いが空回り?!
そして、他の神経内科の演者の先生方の発表の品が良いこと・・・
私一人浮いてしまった感は否めませんでしたが、ディスカッションも盛り上がって楽しく有意義なセッションとなりました。
セッション終了後は座長と演者全員で、無理矢理盛り上がった記念写真を撮っていただきました、皆さん良い笑顔ですネ。
目論見通り、本日の参会者の中から、JSNET専門医を取得される先生がどしどし出ることを願って、新潟から帰ってきました。
神経内科の先生方、ありがとうございました。

今回、新潟には1泊したのですが

JSNETの前前会長で新潟大学脳神経外科の伊藤靖先生が、昨晩はご馳走してくださいました。
曰く「杉生が新潟に来るのに無視するわけにはいかないだろう!」伊藤先生、ありがとうございました!

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