ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

軽井沢7月上旬滞在中の外でのランチ

2013-07-14 16:34:10 | 信州日記

 今回の信州滞在では例年よりも早い梅雨明けで急に猛暑になって、一緒に軽井沢に連れてきたパグ犬のゴン太を車に待たせての外食ではオチオチと食べていられないからと、滞在中の半分以上は山荘でのうちゴハンランチにしたので3回だけのお店ランチとなった。冒頭写真はランチならぬ温泉のあとのちゃたまやで食べたマンゴーのアイス、これまでこの店ではマンゴーは見掛けなかったような、マンゴーというのは濃厚な味で好きなんですよ。

 こちらに来た初めの二日だけは曇り空に雨も降って、気温もそんなでもなかったから滞在中の食材などを買いがてらに昼も外食で、第一日目は御代田のカタヤマや佐久のteteなどを回ってから佐久平の中華屋の美楽飯店に。ここではいつも五目焼ソバばかりだったからこの日はほかのものも食べてみようかと僕はメニューの一番上に並ぶ中から野菜ラーメンというのを、タンメンがあったらそれにしたかったのだがそれらしいのがメニューになくて。女房は店頭に見本があった本日のランチセットという平日限定のお得ランチで料理が2種類とデザートに杏仁豆腐があるのに目がくらんで、ご飯は残してももいいからというけどこれは年寄には多過ぎじゃないですかね。

 野菜ラーメンは醤油味で最初はゴマ油の風味が利いていい味と思ったが、なにせ野菜が多過ぎて途中からはやや食傷気味になってきた。これだとやはり五目焼ソバにしておいた方が良かったか、五目焼ソバ風の味でつゆソバにするとしたら五目汁ソバやアンカケのモヤシソバなどにすればよかったかも。女房の本日の料理二品は筍の旨煮とホイコーロー風豚肉の味噌炒めで、まずまずのお味で確かにお得なセットだそうだが、僕も肉体労働するとなれば食べてもいいけどね。

                         美楽飯店

                              野菜ラーメン

                         平日のランチセット

 中軽井沢の肉のサトーの向かい側にスペイン料理の店ができたのは昨年も知ってはいて、スペイン料理が好きな我々は気にはなっていたが、今回見たら店の前の看板にサライに紹介されたという記事が貼ってあって、サライなら信用がおけるだろうと初めてランチに訪問してみた。

 ランチはアラカルトでタパス類や2人前からというパエリアなどもあったが、通常のランチコースが2種類とさらにランクが上のプレミアムランチコースがあって、さすがに昼から豪華にということもないだろうから通常コースの2種類をそれぞれで頼んで取分けようかと、店の人も心得ていて取分けるようならメインは時間差を付けてお出ししますとか。

 料理の内容はそれぞれにメインの前にはやや盛り沢山のサラダが、そしてあとにはスペインの家庭の甘味というポストレとコーヒーが付いている。メインでは魚介の釜めしというのはほとんどパエリアと言ってもいいような料理、もう一つの本日のお肉エステーリャ風は鶏肉となっていて、その料理に使ったスペイン特有のニンニクとオリーブオイルをパンに浸けて食べるようにもなっている。このメインそれぞれにお米とパンがあることでランチが完了するというわけだ。デザートのポストレというのは洋風ぜんざいといったスイーツだが、それほどには甘くしてはいないからホンワカ味といったところで僕は甘いものでもシッカリ味の方が好み、しかしコーヒーはなかなかによろしい。スペイン料理、特にメインの料理は実質的で美味しいですなぁ、これで1980円というコースは軽井沢としては良心的と言えるから結構に繁盛しているようであった。これならわざわざ信州音楽村にある壺屋まで出向かなくてもいいからちょくちょく利用しようかな。

 後日談として、そのあと山荘で女房が肉料理のほうを真似て作ってみたら結構似たような味になって、これは野菜も多いから我家の定番料理になるかもしれませんぞ。

                         エステーリャ

                          通常ランチは2種類

                                信州野菜のサラダ

                         鶏肉のエステーリャ風とパン

                                 魚介の釜めし

                            デザートのポストレとコーヒー

 横浜に帰る前日に山荘から近いからとゴン太にはお留守番させて侘助に、今年になって上田から移転した場所を知ってからランチを食べるのは三回目、ランチだとトンカツが中心となっていて上田時代のラーメンなどのメニューは無くなっているが、和様のアラカルトメニューが黒板にあって、オシャレに味の変化球というような向きにというものが並んでいて、これは上田時代よりも種類を多くしていて軽井沢という場所での客層を考えているんでしょう。シェフはフレンチなどの本格修行をしていて、上田時代は傘下に洋食、和食、ラーメン、寿司の店を同じ路地で展開していたが、上田は全て弟子たちに譲ってしまったようだ。

 この日は女房はヒレカツ定食で僕は一番安い850円のカツ丼を、カツ丼というのは僕の世代だったら子供から少年時代には大変なご馳走だったはず、今ではB級グルメかもしれないけど昔の記憶がDNAにまでなっていて、これだけは女房にカロリーオーバーと言われてもガツガツ食べちゃうんだよね。さらにここのは格別に旨いと思うよ。女房の方のヒレカツも揚げ加減が絶妙で、恐らく余熱でちょうど火が通った状態で供されるから実に柔らかいとか、この定食が1200円というのは上野あたりの有名店などは見習ってくれと言いたいぐらい。

 8月の長期滞在中には、夜なら数人で予約すればお好みのメニューを相談して、ワインなどという希望も聞いてくれるかどうか、この前には上田時代の常連客5人に簡単な組合せコース料理みたいなこともしていたから。この日は我々の食事が終わりかけには地元客らしきで満席状態となってきていた。

                          侘助は左側の半分

                     カツ丼、味噌汁はアサリ

                     ヒレカツ定食、当然に味噌汁と漬物も付く


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