ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

7月上旬に滞在中の信州の温泉

2013-07-15 18:34:11 | 信州日記

 温泉も犬を山荘で留守番させるとなると近い場所にと言うことになって、軽井沢町内にある温泉施設を多く利用して、特に町営の健康増進施設の木もれ陽の里は茅野からの運搬した湯ではあるが安いし空いているからと一番頻繁に、さらに星野温泉トンボの湯と今回初めて千ヶ滝温泉にも。ほかには最初はまだ梅雨明け前だったから立科の権現の湯や、最後は長門牧場で犬を遊ばせた帰りに駐車場に日陰がある春日温泉もちづき荘の立寄り湯と、温泉だけは欠かさずによく入ったもんだ。

 先月は行ってみたら休日でダメだったからと今回の最初は立科にある町営の権現の湯に、内風呂は大きいが露天は小さ目、ほかにはサウナもあって三点セットは揃っている。珍しいのはカラオケルームというのがあることだが、どんな施設設備でどういう利用方法になっているかは分からない、恐らくは顔見知りグループや団体さんが利用するんでしょう。泉質表示の成分表は看板にあったものと小さい紙のものとはやや違っていて、成分はやや増えているような記載があったが、一番の違いは泉温が42℃から35℃に下がっていたこと、温泉の成分その他というのは湯量豊富な温泉地じゃないとかなり変化があるんでしょうな。こちらはナトリウム・カルシウム-塩化物泉で東信地区では成分量が濃いのと、北側に浅間山から連なる山の眺めが楽しめるというのが売りだ。露天は内湯よりも1℃ほど熱めの湯になっていたようで内湯に長く入っていたが、この日は浅間山の上部は雲の中だったから眺めの有難さが半減していたこともあったからね。

                          権現の湯

                                 この大看板の成分表には泉温42℃、PH7.4とあった

                          権現の湯のロビーから

 今回の滞在中に3回も利用したのが木もれ陽の里、ここは山荘からは一番近くていつ行っても空いているのがいい、いつも41℃に設定しているらしい湯はそこそこに長湯もできる。露天は無いがこじんまりながらサウナもあることも利用価値がある。この施設は大型の厚生複合施設(冒頭写真)で温泉は健康増進ゾーンにあって、本当は温泉単独利用するよりも老人などには体育施設で体力維持運動をしてからどうぞということなんでしょうけどね。温泉は茅野の芹ケ沢温泉からタンクローリーで運んできたもので、アルカリ性単純泉という表示だけとなっている。いつもながらここでボーリングすれば温泉は出ると思うんだけど。

                          健康増進ゾーン側の入口

                                 館内案内図

                          奥の左右に温泉

                          休憩場所からは浅間山が見える

 星野温泉トンボの湯には今年になってからは初めてで、料金所では利用カードに記録が入っているからお久しぶりですねなんて言われてしまった。泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉で、浴室手前にはやや塩分を感じる飲泉もできる蛇口がある。ここも湯温は41℃の設定のようだが、露天はこの時期は更に高くということはしていないらしく、もっとぬるめに冷めていて長湯できる。ここで一つだけ難を言うとシャワー専用施設が内湯にもサウナ近くにもないこと、これは改善してほしいところだ。

                          トンボの湯

                             泉温50℃とあるが実際はもっと低いらしい

 千ヶ滝温泉でも住民や別荘所有者だけに通常料金よりも安い平日500円という会員カードを出すようになったと聞いて、早速にも手続して温泉を利用。駐車場からはややうら寂れたようなスケートセンターの一部から入るようになっているが、温泉自体はそこを通り抜けて少し降りて行くと、和風の建物が小さな流れもある森の中に現れるというこのロケーションはいい感じ。場所はトンボの湯に近いから泉質はほとんど同じみたいだ。露天は洋風と和風の二つがあって、洋風の方はややぬるめであったが和風の方はやや熱めで、やはり洋風の方でユックリという入浴客が多いようだ。サウナは低温サウナとなっているから好悪は分かれそう、僕はこの70℃程度以下では物足りない気分になってしまう。あと一つこれはどういう理由でと思ったのは洗い場には鏡が無いこと、これは髭を剃るのに具合が悪いですなぁ。

                          青い蒲鉾屋根の建物は通り抜けて

                          その先に温泉施設が

                                 成分表は星野温泉とほぼ同じじゃないかと

 滞在最終日に長門牧場に行った帰りに立ち寄ったのは春日温泉のもちづき荘、ここには4軒の温泉宿があるようだがここの湯だけが掛け流しということで気に入って、4月に軽井沢の山荘を開ける準備に来た時にも泊まった公営の宿だ。泉質はアルカリ性単純泉とあるが、特にPH9.6という高アルカリで肌にヌルッとくる美肌の湯、さらに湯の出口にはコップがあって飲泉してみればクセの無い湯が飲める。今回はジャグジーや打たせ湯のある小さな浴槽の湯温が内湯よりもやや高めとなっていて、この4月にはずっとぬるめだったのにどうしてと、露天が無いからこちらで少しばかり長湯をと思っていたのに残念でしたね。

                          もちづき荘

                                 滝風呂とあるがこれはハテ?

                          浴室の窓からは眺めがいい


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