ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

旧HPからの移行版***信楽でいい温泉見つけた!鰻湯に入って、鰻白焼買って 4/6ミホ 2002.5.3(金)~6(月)

2013-08-03 15:06:10 | 旅日記

 ミホミュージアムは熱海のMOA美術館の分かれとかで、宗教法人秀明会が山全体を敷地にして宗教施設と共に建設したもの。昨日全国各県からの観光バスと何台もすれ違い、天理教の帰りかなと思っていたのだが、どうやらこちらの方だったんですね。駐車場近くの到着ロビー風建物からさらに800m先まで上に登ったところに美術館はあって、電動カートが往復しているけれど歩いても10分程という。でも行きは登りの坂道がキツそうで、両側に植えられた枝垂桜でも咲いていたら歩くのも良いと思うけど、できれば歩くのは下りにしましょうかね。

 熱海はトンネルの中をエスカレーターで美術館入口へというのに倣ってか、ここもトンネルがあって(冒頭写真)その先は異次元の世界へという仕掛でというのか斜長橋が現れ、前方に美術館の建物が見えるという仕掛けとなっている。建物は向う側下り斜面に沿って低く建てられているので大きく見えないが、中に入れば豪華さにビックリ、窓からは山の景色、さらに変わった形状の宗教建築らしきも遠望できるのですよ。館内の常設展示は紀元前はるか古代から中世までの中近東から中国の古美術が中心であった。今回の企画展は永青文庫細川家の名宝展で、中国と日本の茶人趣味の美術品を中心に由緒ある家筋に相応しく信長書状なども、東京にあるのに見に行ったことがなかったので良い機会となった。商、殷などの青銅祭事器などは根津美術館で見たのと同じようなものがあったが、国宝、重要文化財、重要美術品のオンパレードにはビックリ、このランク付けは時代の古さとは別なのと女房の質問に、そりゃ希少性、歴史上の位置付け、美的価値などで決まり、古くても沢山出土しているものは何の指定も無いよと知ったかぶりをちょっぴり。2フロアに渡って全部見るのはかなりの量に足早で周りまた来ようやと、ここは建物、風景、美術品と1000円の入場料は安いといえますね。

                             斜張橋を渡って

                             ミュージアム正面入口

                             館内のホールにて 

 で昼もかなり過ぎて腹も減るものの館内のカフェレストランはまだ待つ人の列で、ここを出て専用取付道路を下りきった入口近くにある田代高原の郷まで戻って、少ないメニューからうどんと鰊そばをそれぞれ注文。安くあがった分は前回売切れで買えなかっためちゃうまいお茶のじゃむなるものをここの売店で購入、外では花苗が1ポット50円と安いので調度植替時期で来週にもと思っていたので幾つか買込みましたよ。

 次は伊賀丸柱の長谷園で行われている窯出市に向かうことに、例の土鍋かまどさんがお目当てなのです。信楽と丸柱はちょうど益子と笠間みたいな関係、いやもっと距離も作風でも近いように思えますね。ともに古代に琵琶湖湖底に溜まった土が陶土になっているとかを以前に聞いた。長谷園の4棟の販売建物への手前から若手個人作家らしきが自分達の作品を並べるテントが続き、バラエティがあるのと安いのとで楽しい市になっていますな。さらに山野草、花苗、グリーンボールなども販売、レトロな洋風木造建築の中はカフェが設けられ、食べ物テントや地元物産販売までありでここも賑わっていますねぇ。長谷園の奥には江戸時代から昭和40年頃迄使われた大きな登り窯が残され、その前では忍者手裏剣投げゲームなんて子供の遊び場所も考えている。この窯出市3日間だけは3合炊かまどさんが通常10000円を7000円にとか、で見ると4000円の値付けのものがある。なんでも釉薬が蓋の中にも少し入ったなどのB級品だが、炊き方は変わらないというので中でも出来の良いやつを選べば、これはほとんどA級に近いと、美術品じゃないんだからこれは安い買物をしましたねぇ。長谷園は土鍋以外でも結構いい焼物がありましたよと、少し宣伝してあげましょう。あとは若手テントの中で女房が気に入った何にでも使える猪口、何種類か模様付けが違うものがあった中から、雰囲気の良い2個だけを購入、これはケチでしたかねぇ。最後には雨がポツリということで切り上げることに、今日の宿はまたしても赤目温泉へと。雨は今晩だけらしくいい時に降ってくれますぞ、洗車なぞ一切しないマイカーはホコリだらけで、これで奇麗になるでしょうからね。

                             長谷園手前でも

                             長谷園

                             大きな登り窯が残されている

店データ

  MIHO MUSEUM    信楽町桃谷 300       0748-82-3411


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