最近に家飲みした安ワインについての二回目です、この中で3本はコストコで購入したもの、もう1本は昔の買って家で寝かしたままだったもの、冒頭写真はそのワインのコルクで20年以上の着色経過を示しているような、今回の最初の1本です。
①エチュヴェリア メルロ 2000
チリ産のワインで地下ピットで置き忘れていたもの、購入先や値段の記憶がない、古いのでコルクを抜くのを心配したが、抜き取るまではスムースと思ったものの下の方は破損していた(冒頭写真)、香りは健全そうでいい香り、飲んでみればこれもまだシッカリしている、若飲みの味が分からないのでこれでも少しは大人しいめになっているのかも、二日目から三日目と伸ばして飲んでみたが味わいは最初と変わらないのでヘタリ感はない、24年を経ての熟成風味は伊達じゃありませんでした、僕は美味しいと思いましたよ。
②スモーキング ルーン レッドブレンド
コストコで1078円のカルフォルニアワインでヴィンテージ表示は無いみたい、第一印象は味と香りともに僕の好きなカルフォルニアらしいワインではあるがやや小ぶりな感じかな、二日目はやや柔らかみが出たかなぁ程度であまり変わりません、レッドワインブレンドとあったのでヴィンテージ違いのものも混じっているのでヴィンテージ表示が無いのでしょうか、熟成風はないもののこの値段なら文句なしです。
③KS キャンティ クラシコ レゼルヴァ 2021
コストコで1088円の自社ブランドのイタリアワイン、これまでキャンティ クラシコではあまり好印象は持っていなかったが、これはバランスが良くて飲みやすいですね、でもやや単調な味わいで熟成風味などからくる複雑さや厚みには欠けるかな、二日目はやや酸化したかな程度であまり変わらず、味は濃い目なのに僕には何故か細身の感じがする、ここまでは良くも悪くもないワインでしたが、三日目になったらヘタッてしまったのが不思議でした。
④コドルニウ テンプラニーリョ NV
コストコで1198円、スペインでは一般的なテンプラニーリョだが有機農産物酒類と書かれていた、確かに有機らしい柔らかい味わいであるが僕には弱弱しいなぁと感じてしまう、もう少しパンチがある方がいい、二日目には少しだけ濃くなったような、でもあまり変わらなくて、スペインのテンプラニーリョでは時に鄙びた風味を感じるものがあるが、これはそういうクセがないのはいいのだが、もっと濃縮感があったらと、悪くはありませんがちょっとばかり物足りなさを感じてしまった。