
昔から何故か会津地方の旅が好きで何回か訪ねて土産物などをやたらに買ってきていた。最近は山形にまで足を伸ばして温泉三昧と民芸工芸品などの探索は続けているが、見るだけにしてあまり買わなくなりました。それで本郷焼の窯元巡りも何度かして、以前にいくつか買い求めた中にコーヒーカップもある。
本郷焼には磁器と陶器の二つがあって今は磁器が主流だが、宗像窯だけは民芸陶器専門で以前に書いた鯟鉢が有名、分厚い作りで灰釉と飴釉の2種類のみと変化は乏しいが、窯変の色の出方で値段の上下が付けられている。この2個のカップで2系統の色合が分かると思いますが、僕は飴釉の方が好きです。宗像窯ではぐい呑や徳利に皿なども買っていますが、他には磁器の酔月窯、富三窯、草春窯などのものも少しばかり。そういえば8月の本郷焼まつりでは相馬焼など東北の別地域の焼物業者も参加して東北焼物市も目指していたのかな。東北ではほかには秋田の楢岡焼だけはコーヒーカップも持っていますけど。それで下の写真、手前左は酔月窯、右は本郷焼会館で大昔に買ったもの、奥のが楢岡焼である。
富三窯の先代の焼物は上のカップより椿の絵の色使いが奇麗。