ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

第60回日本伝統工芸展に

2013-09-27 17:08:10 | 工芸絵画骨董

 木曜日は前日からの台風20号の雨も午前中早くに上がって、この月末まで日本橋三越本店で開催中の日本伝統工芸展を見物に女房と一緒に出掛けた。今回は第60回記念展というのも会場の一郭にあって過去の受賞作品の展示も加わっていたり、さらに展示方法もこれまでと変っていて少しばかり面喰ったが、来年からはこういう展示構成にするつもりですかね。

 もう今回で60回目の記念ということで、「受賞作品の足跡」という物故作家の過去の入賞作品29点が会場の壁側に展示されていて、まずはここから見物をスタートさせたが、会場内の配置も昨年までとは変っていて、これまでは旧館の催し会場全体を使っていたのが今回はその半分と新しく新館にと別れての展示に、また展示方法もこれまでは陶芸、金工、木工などとそれぞれが一塊りでの展示だったのが、ある程度はまとめられてはいたが分野を完全には分けずに同じ展示スペースに二分野ぐらい混在させ、染織分野だけは壁際の各所に分散という展示構成に変っていた。ほかにも人間国宝小品展という販売コーナーも60回記念として新しく設けられていて、かなりの売約済みのラベルが貼られている、いずれも六桁以上の販売価格ながら世の中景気がよくなってきたということでしょう。

 写真の撮影は禁止ということだから会場内の写真の代わりに会場で配布していたパンフレットの写真を冒頭と下に、冒頭写真は表側で今回の受賞作品の上位のものの写真が、下は裏側でそれ以外の受賞作品が上部に、その下部には記念展示の過去の受賞作品の一部が出ている。

                                

 今回の展示スタイルはどうなんでしょうかねぇ、分野ごとにまとめて見終わって次にというわけにはいかないから不便という人と、目先が変っていいという人に分かれそう、僕は見終わって今のところの感想は前者のほうなんだけど。でも展示作品は「受賞作品の足跡」のものを除いても619作品もあって、全部を目を凝らしてというのは疲れちゃうから、来年からもこのスタイルにするとなれば変化があるほうがいいとなっていくかもしれないけどね。

 この日は午後は3時半までに家に帰って来なければいけなかったので、ほとんどが伝統工芸展の見物だけということになってしまったが、これだけの作品を無料で見られるというのは見逃す手はないと、それに休日は混みあうからヒマ人は平日にと出向いて良かった、タップリ時間をとって鑑賞できましたよ。


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