12月30日 (土曜日) 晴れ
いい天気だ
今朝は背中の筋が痛む
。そんな激しい運動はしていないのに・・
やっぱり寒いせいであろう・・それに早朝の外でのラジオ体操
及び矯正運動が効いてきたのかな!
午前中はゆったり休養だ。
○残り2日になった。神社の元旦際用に私服を準備。
==========================
12月30日付編集日記】帰省
東北の人間からすると癖の強い関西弁に負けない存在感を放つ。
NHK朝ドラ「ブギウギ」に小林小夜役で出演している
富田望生さん(いわき市出身)のセリフだ。
「○○してくんちぇ」といった方言が、
ごく自然に飛び出してくる。


★良い女優だ・・面白い役者だ
======================
▼年代が下がるにつれ、どんどん方言が薄れている昨今。
標準語に寄せた話しぶりが当たり前になっているなかで、
毎朝、富田さんの福島弁が全国に流れているかと思うと、
妙にうれしくなってくる。しばらく古里に帰っていない本県出身の方々も、
懐かしい思いで見ているのではないだろうか
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼一口に福島弁でくくってしまうと語弊がある。
広い県土は一つ山を越えれば、少しずつ方言も変わってくる。
生まれ育った郷里の言葉は、離れていても心をつなぐ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼新型コロナウイルス感染症が5類に移行して初めての年末年始は、
帰省がピークを迎える。ある調査会社によると、
実家に帰省する予定のある人は、前年に比べて増えているという
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼家族と会ったり、友人たちと同級会を開いたりするとき、
飾らないで話せる方言は自然と会話を弾ませてくれる。
久しぶりに帰る古里には、まだまだ方言が生きている。
みんな待ってっから、気ぃつけで帰ってきな―。
=========================
毎日新聞 余録には
「思い込みの強い生意気な生徒」。

先ごろ亡くなった脚本家の山田太一さんは中学生時代の自分をこう評した。
太宰治作「斜陽」の読み方を「しゃとう」と言い張り、譲らなかった。
「しゃよう」ではないかと疑う友人を、「バカいうな」と抑え込んだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲この頑固な少年が国語教師に影響を受ける。
仏思想家パスカルの「パンセ」を題材にした授業だった。
有名な「考える葦(あし)」の断章である。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~^
▲<宇宙は、なにも知らない。だから、
人間の尊厳のすべては、考えることのなかにある>。
教師はこれを解説しながら、
「だから」を「そうだとすれば」に置き換えるべきだと教えた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲重要なのは訳の正誤ではなく思考の仕方にある。
〇「だから」は前提をすべて正しいと考え、結論をストレートに導く。
この思考法では、居丈高になりがちだ。
〇一方、「そうだとすれば」と留保を付けた場合、
他の可能性にも思いを巡らせるため、主張するにしても物腰はソフトになる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲昨今、世の中は「だから」全盛だ。
◎「ハマスはテロリスト。だから」
◎「ウクライナ政府はネオナチ。だから」
◎中国は台湾に侵攻する。だから」。
前提を疑わずに自説が展開されるため、社会はぎすぎすしがちだ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~^
▲「そうだとすれば」と考えるだけで、「バカいうな」にはならない。
完全に正しい前提など多くはない。
山田さんはその後、「しゃとう」的思い込みを自戒し、
「決して威張らない」と誓った。
今年も残すところあと僅か。
来年こそ「そうだとすれば」が多用されますように。
====================================
メモ
ブレーズ・パスカル Blaise Pascal (1623─62)
フランスの数学者、物理学者、哲学者にして神学者。
フランス屈指の名文家。断章形式で残された草稿は死後まとめられ、
1670年に『パンセ』として刊行。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
”考える葦”で教わったパスカル・・なんで葦?
「人間は考える葦である」とは、フランスの思想家パスカルの言葉です。
どのような意味を持つ言葉なのか。また、この名言には続きがあります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
パスカルはこの言葉で、
葦という植物の中でも特別にか弱く細い存在を人間にたとえました。
自然の中の人間という一個の存在のはかなさと、
思索する偉大さを対比しているとも捉えることができるでしょう。
【考える葦】
パスカルの「パンセ」の中の言葉。「人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。
しかしそれは考える葦である」として、人間の、自然の中における存在としてのか弱さと、
思考する存在としての偉大さを言い表したもの。

ブレーズ・パスカル 肖像画
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
パスカルは子どものときから科学者と接する機会が多く、
幾何学に興味を持ったり、計算機などを発明したりと、
その才能を開花させていきます。
~~~~~~~~~~~~~~~~
また、24歳のときには宗教的自覚を体験し、信仰に身を捧げ、
キリスト教徒として生きていくことを決意しました
特にイエズス会の自由主義的な考え方を批判し、
キリスト教の真理について文章で明らかにしようと『プロヴァンシアル』を執筆します。
学問や発明、宗教にと積極的な活動に明け暮れたパスカルですが、
1662年には重い病いに陥り、その生を閉じました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~^^^^
思想家であり科学者、数学者でもあるパスカル
パスカルといえば「人間は考える葦である」という言葉が遺されているように、
思想家としての側面が印象深い人物です。また、物理学や幾何学など幅広い学問にも才能を発揮し
科学者や数学者としても知られています。
==============
例えば、密閉容器内に入った物体は、固体・液体・気体のいずれにおいても各部分にかかる圧力が等しくなることを示しました。これは「パスカルの原理」と呼ばれ、物理学の基本として広く知られています。
====================
そして、円に内接する六角形の対応する辺の交点は、同一直線状に並ぶという「パスカルの定理」も有名です。
この原理はパスカルが16歳のときに証明し、
現代でも幾何学上のさまざまな問題を解く際に用いられています。
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随分前に多才な方がでてきているんだ。
パスカルの名は聞いては来たが内容は濃いんだなあ~!


今朝は背中の筋が痛む

やっぱり寒いせいであろう・・それに早朝の外でのラジオ体操
及び矯正運動が効いてきたのかな!
午前中はゆったり休養だ。
○残り2日になった。神社の元旦際用に私服を準備。
==========================
12月30日付編集日記】帰省
東北の人間からすると癖の強い関西弁に負けない存在感を放つ。
NHK朝ドラ「ブギウギ」に小林小夜役で出演している
富田望生さん(いわき市出身)のセリフだ。
「○○してくんちぇ」といった方言が、
ごく自然に飛び出してくる。


★良い女優だ・・面白い役者だ
======================
▼年代が下がるにつれ、どんどん方言が薄れている昨今。
標準語に寄せた話しぶりが当たり前になっているなかで、
毎朝、富田さんの福島弁が全国に流れているかと思うと、
妙にうれしくなってくる。しばらく古里に帰っていない本県出身の方々も、
懐かしい思いで見ているのではないだろうか

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼一口に福島弁でくくってしまうと語弊がある。
広い県土は一つ山を越えれば、少しずつ方言も変わってくる。
生まれ育った郷里の言葉は、離れていても心をつなぐ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼新型コロナウイルス感染症が5類に移行して初めての年末年始は、
帰省がピークを迎える。ある調査会社によると、
実家に帰省する予定のある人は、前年に比べて増えているという
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼家族と会ったり、友人たちと同級会を開いたりするとき、
飾らないで話せる方言は自然と会話を弾ませてくれる。
久しぶりに帰る古里には、まだまだ方言が生きている。
みんな待ってっから、気ぃつけで帰ってきな―。
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毎日新聞 余録には

「思い込みの強い生意気な生徒」。

先ごろ亡くなった脚本家の山田太一さんは中学生時代の自分をこう評した。
太宰治作「斜陽」の読み方を「しゃとう」と言い張り、譲らなかった。
「しゃよう」ではないかと疑う友人を、「バカいうな」と抑え込んだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲この頑固な少年が国語教師に影響を受ける。
仏思想家パスカルの「パンセ」を題材にした授業だった。
有名な「考える葦(あし)」の断章である。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~^
▲<宇宙は、なにも知らない。だから、
人間の尊厳のすべては、考えることのなかにある>。
教師はこれを解説しながら、
「だから」を「そうだとすれば」に置き換えるべきだと教えた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲重要なのは訳の正誤ではなく思考の仕方にある。
〇「だから」は前提をすべて正しいと考え、結論をストレートに導く。
この思考法では、居丈高になりがちだ。
〇一方、「そうだとすれば」と留保を付けた場合、
他の可能性にも思いを巡らせるため、主張するにしても物腰はソフトになる。
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▲昨今、世の中は「だから」全盛だ。
◎「ハマスはテロリスト。だから」
◎「ウクライナ政府はネオナチ。だから」
◎中国は台湾に侵攻する。だから」。
前提を疑わずに自説が展開されるため、社会はぎすぎすしがちだ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~^
▲「そうだとすれば」と考えるだけで、「バカいうな」にはならない。
完全に正しい前提など多くはない。
山田さんはその後、「しゃとう」的思い込みを自戒し、
「決して威張らない」と誓った。
今年も残すところあと僅か。
来年こそ「そうだとすれば」が多用されますように。
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メモ

ブレーズ・パスカル Blaise Pascal (1623─62)
フランスの数学者、物理学者、哲学者にして神学者。
フランス屈指の名文家。断章形式で残された草稿は死後まとめられ、
1670年に『パンセ』として刊行。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
”考える葦”で教わったパスカル・・なんで葦?
「人間は考える葦である」とは、フランスの思想家パスカルの言葉です。
どのような意味を持つ言葉なのか。また、この名言には続きがあります。
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パスカルはこの言葉で、
葦という植物の中でも特別にか弱く細い存在を人間にたとえました。
自然の中の人間という一個の存在のはかなさと、
思索する偉大さを対比しているとも捉えることができるでしょう。
【考える葦】
パスカルの「パンセ」の中の言葉。「人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。
しかしそれは考える葦である」として、人間の、自然の中における存在としてのか弱さと、
思考する存在としての偉大さを言い表したもの。

ブレーズ・パスカル 肖像画
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パスカルは子どものときから科学者と接する機会が多く、
幾何学に興味を持ったり、計算機などを発明したりと、
その才能を開花させていきます。
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また、24歳のときには宗教的自覚を体験し、信仰に身を捧げ、
キリスト教徒として生きていくことを決意しました
特にイエズス会の自由主義的な考え方を批判し、
キリスト教の真理について文章で明らかにしようと『プロヴァンシアル』を執筆します。
学問や発明、宗教にと積極的な活動に明け暮れたパスカルですが、
1662年には重い病いに陥り、その生を閉じました。
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思想家であり科学者、数学者でもあるパスカル
パスカルといえば「人間は考える葦である」という言葉が遺されているように、
思想家としての側面が印象深い人物です。また、物理学や幾何学など幅広い学問にも才能を発揮し
科学者や数学者としても知られています。
==============
例えば、密閉容器内に入った物体は、固体・液体・気体のいずれにおいても各部分にかかる圧力が等しくなることを示しました。これは「パスカルの原理」と呼ばれ、物理学の基本として広く知られています。
====================
そして、円に内接する六角形の対応する辺の交点は、同一直線状に並ぶという「パスカルの定理」も有名です。
この原理はパスカルが16歳のときに証明し、
現代でも幾何学上のさまざまな問題を解く際に用いられています。
=======================================
随分前に多才な方がでてきているんだ。
パスカルの名は聞いては来たが内容は濃いんだなあ~!