中さん

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ
kumagaya001nakanaka002

日記(1.24)

2025-01-24 10:00:45 | 日常
2025   1月24日   (金曜日)   晴⇒曇り

================
守りたいという魂  コラム 山陰

 並外れた力量を持ち所定の枠に収まらない人は批判されやすい。

 ◆30年前に日本球界を去り米大リーグのマウンドに立った野茂英雄さん、
 日米で野球殿堂入りしたイチローさんも結果でうるさい外野を黙らせた。
~~~~~~~~~~~~
 ◆20世紀を代表する指揮者カラヤンは端麗な音楽で聴衆を魅了する一方、
  レコードを大量に販売。
 自家用機やスポーツカーを乗り回す姿は指揮者像と懸け離れ、
 音楽は大衆迎合、空虚と批判された。

~~~~~~~~~~~~~~~~
 ◆松江市の島根県立美術館で作品展が開催中の
 日本画家・平山郁夫さん(1930~2009年)も枠を超えていた。
~~~~~~~~~~~~~~
メモ
平山郁夫Hirayama Ikuo

 昭和5(1930)年6月15日、広島県瀬戸田町(現・尾道市)生まれ。
 東京美術学校(現在の東京藝術大学)日本画科卒業。 
 昭和28(1953)年、「家路」で院展初入選。昭和39(1964)年日本美術院同人、
 平成8(1996)年日本美術院理事長に就任。平成10年(1998)文化勲章を受章。
 ほかに、ユネスコ親善大使・世界遺産担当特別顧問、東京国立博物館特任館長、
 文化財赤十字活動を提唱する文化財保護・芸術研究助成財団の理事長などをつとめた。
 平成21年12月2日永眠(満79歳)。
==================

 シルクロードを主要テーマに描く傍ら、

 旧タリバン政権に破壊されたアフガニスタンのバーミヤン遺跡など
 文化遺産の保護に尽力。
 絵画や展覧会での収入に加え、政治力を生かして集めた寄付で賄う手法に
 芸術家として批判もあったが、文化を守りたいと気にしなかったという。

 平山さんの活動の意義を実感できなかったが、
 10年前にアフガニスタン人留学生と話して尊さを知った。
 破壊されたバーミヤン遺跡に対する日本人の努力に深く感謝していた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ◆芸術や文化はスポーツより真価を測るのが難しい。
  ●カラヤンの音楽は厳密には作曲家が残した楽譜の読解が必要で、
  ●平山さんの場合も絵を見て感じるほかない。
 作品展では収集したシルクロードの遺宝も並ぶ。

 いにしえの精巧な造形物には、
 守りたいと思った人の魂も宿るかのようである。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

===============
比較は難しいが・・・
 並外れた力量の持ち主”大谷翔平”選手は”所定の範囲を大きく超えても
 誰も批判はない!
 野球一筋の姿勢が美しく見えるからかな!
================
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日記(1.23) | トップ |   
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日常」カテゴリの最新記事