波佐見の狆

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Who is Harry Sever? (入門者向け解説)

2006-09-20 17:39:02 | Harry Sever
非公式、ごく個人的なレベルながらHarryのファンサイト的なものにしたい、と思ったものの、何からどうやって書いていけばいいのか、考えがまとまりません。

とりあえず、、、Harry Severという名前を初めて聞いたという方々向けに、入門編をちょっとだけ書いておきます。

イギリス人少年。14歳。まだ中学生でありながら一流のソプラノ歌手。

お顔がよくわかる写真があまりいいのがないのですが(こういうところに添付できないものが多い)、とりあえず1枚貼っておきます。(Photo uploaded with the permission of Judy Sever)

約600年という古い歴史と伝統あるウインチェスターの聖歌隊で、長年本格的な音楽教育を受けて才能を開花させ、隊員のトップとして活躍。2003年には、全英の少年聖歌隊員のコンクールでグランプリを受賞。その後は、ソリストとしてソロアルバムを録音したり、リサイタルを開いたりして、学業の傍らプロフェッショナルとして頑張っています。文才にも長け、雑誌等に音楽論を執筆したりもしています。

。。。とまあ、日本式に紹介すればこんなもんですよね、FBACの皆様?

私がHarry命!になってまだ実は8カ月くらいなのですが、、、何故ここまで入れ込むか。その辺のところはおいおい・・・

とりあえず入門編はこのくらいかな。





あっぱれ

2006-09-20 12:19:39 | 狆 (栗之介・恵之介・光之介・十兵衛)
まだ3カ月もたっていないので、実のところ、「栗之介の想い出」を語ろうという気分ではなく、「栗之介への想い」を綴りたいという感じです。

昨日の新聞の読者投稿欄に、「老犬の介護に疲れ果てている」という内容の50代の1人暮らしの主婦の方の悲鳴に近い声が掲載されていました。毎日24時間、2、3時間おきに下の世話だけでもぐったりなのに、夜中には吠えて寝られないのだそうです。その状況が長く続いているらしいのです。

栗之介も(享年9歳8カ月)、同年代のお友達と比べると老化が進んでおり、いろんな病気をかかえて、今年に入ってからは毛もだいぶ少なくなり、足もよろよろするようになっていました。私も、介護生活ってことになるのかな、、仕事も忙しいのになあ、、、困ったもんだなあ。。と思っていました。

私の心の中を見透かすかのように、彼は、初夏のあるお昼ごろ、突然お空への階段を昇ったのです・・・。3年前からわずらっていた心臓病(僧帽弁閉鎖不全症)が直接の原因ですが、痙攣が始まったと思ったら、あっと言う間・・・ほんの15分くらいだったでしょうか。大きく体を数回くねらせただけで殆ど苦しまず、穏やかな眠りにつきました。

それから1時間ちょとしてパパが会社からかけつけたときまで、まだ温かかったのではなかったかと・・・・

2人でずっと泣きました。特に、間に合わなかったパパの悲嘆はひどく、硬直した栗の体をいつまでもいとおしく抱きしめていました。。。。

夜、数人のお友達に知らせました。

「栗ちゃん、あっぱれだった」

みゆきさんが書いてくださった言葉が一番身にしみました。

本当に潔い、見事な散り方でした。彼自身、私たちに無様な姿をいつまでもさらすことを良しとしなかったのでしょう。1.2kgという小さな体でしたが、こころは、とっても大きな子でした。

この家で彼と一緒に暮らすことができた夢のような9年5カ月の日々は、何よりの宝物です。

新聞に投稿していた女性とわんちゃん、なんとか頑張ってください!!