先日TVの旅行番組(「遠くへ行きたい」)で、わんこたちが老人ホームを訪れてお年寄りを癒している映像が流れ、その後に、動物のロボットを治療に利用する研究をしている大学の研究室を紹介していました。
ロボットセラピー(ロボット介在療法: robot-assisted therapy)と言うもので、アニマルセラピー(動物介在療法: animal-assisted therapy)の代用として、最近研究が進んでいるのだそうです。
その映像はほんの少しだったこともあって、私は最初、え~っと思いました。だってわんこロボットなんて・・体温のぬくもりもない、心もない、 感情もないでしょう。いくら仕草がよくできて視覚的に可愛いと思えても、それが一体どれくらいの効力があるのかしらって・・・「アイボ」とかよくできてるみたいですが、いかにも無機質で、なでなでしたってどうなのかなって・・・
しかし、ざっとネットで調べてみると、なるほど、本物のわんこだったら嫌いな人も大勢いるわけで、どこにでも導入できるというわけではないし、また導入しても感染症の問題や、噛んだりとか、生き物なりの課題がいろいろあるけれど、ロボットなら、嫌いな人に対しても導入しやすい・・・うんぬんと、ロボットなりの利点があるらしいことがわかりました。 実際に、精神的にプラスの効果があることが実証されているそうです。そっか・・・だから、最初の段階としてロボットで慣れてもらって、不安がなくなれば本物のわんことも触れ合わせるというふうに利用できるのでしょうね。
わんこやにゃんこが好きだけど、毛に対するアレルギーがあってどうしても飼えないから、その代用としてぬいぐるみで癒されるということと同じかな??一口に「ロボット」といっても、無機質なものばかりではなく、ふわふわのぬいぐるみの動くやつとかいろいろあるでしょうね。
ロボットなら、腸炎にも心臓病にもならないし、死なないもんね、、、
あ、でも形のある物はいつか壊れるけど、、、
ちなみに、栗之介は小さいころ近所の人からよく「ぜんまい仕掛けのぬいぐるみ君」と呼ばれていました。
写真は、栗が一番若くて元気だったころのものです。この「びゅーん」も、親ばか写真館に長く置いていただいているもので、皆さんからほめてもらいましたっけ。