波佐見の狆

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Classic Pooh (その2)

2008-05-18 13:33:41 | Miscellaneous

さて、その(1)で、私のささやかなコレクションをご紹介しましたが、まだ他にもあります。

例えば、このCD・・・。

 

本とセットになったギフト用の素敵なCDで、詳細はこちらにあります。ただし、決してお薦めするという意味でアップしているわけではありません。いえむしろ、このように素敵な装丁のわりには、退屈なCDです。なぜかというと、アメリカ人が朗読していまして、決して下手ではありませんが、私にいわせれば、かなり棒読みっぽいのです。あのイギリス人Lionel Jeffriesの名朗読と比べると、40点くらい??しかつけられません。

言い訳すれば、アメリカ人の朗読も聞いてみたくて特に買ったわけではなく、これがアメリカ人バージョンとは知らないで購入してしまったのです。というのも、ネットで海外ショッピングをし始めた当初、あまりわけがわからなくて、あ!PoohのCDだ!!と大喜びしてすぐに注文してしまったのでした。今では narration 誰々と書いてあれば、その名前をすぐ調べて少なくともどこの国のどういう人物かはチェックしますが、当時はそんな知恵もなし、、、聴いてみて、あら!アメリカ人だった、、、とがっかり。

箱の裏側に、favorite stories  だとか  full-colorだとか書いてあって、この綴りをみれば、すぐにわかったのに、、ネットショッピングではさすがにここまで見られませんからね。

まあ、アメリカ人だというだけでダメだといっているわけではなくて、この Charles Kuraltさんという方が、ジャーナリストなのだそうで、ベテラン俳優であるLionel Jeffriesさんの、多様な声の出し方、微妙な感情の込め方、間の取り方を含む、卓越したstory telling技術と比べると、遥かに退屈な録音であることは仕方がないようです。(だから、端正な米語を聴きたいと思っている人には、きっとよい教材だと思いますよ。)

それでもこのCDで我慢するしかないか、、と聞いていたところ、ありがたいことに、(1)の記事を見て新品同様のラジカセを譲ってくださる方がいらっしゃいまして、むさぼるように、Lionelさんのカセットを聴きはじめました!

ああ・・・・ついに蘇ったのです・・私の愛するClassic Poohが・・・

1979年録音のものですから、ほぼ30年の時を経て、テープ自体が劣化し、部分的に音がへろへろになるのですが、、それでも大丈夫!

クリストファー・ロビンの声は、まさにミドルクラスの気品ある賢い男の子という感じです。プーの声は、いかにものん気で、いつも腹ペコなお人よしの小ぐまさんという感じ。コブタは、気弱で繊細、いつもべそをかいている感じ。ウサギは、かなりインテリで早口、フクロは哲学者風、イーヨーはいかにも陰気で愚痴っぽいおじいさん、トラーはやんちゃなはねっ返りのわがまま坊や、カンガとルーは・・・・・

とまあ、おおまかに言うとこんな感じなのですが、もっと具体的にこの場面でこんな感じ、、といっぱいお話ししたいです。

本当にClassic Poohについては語りたいことが多くて、2、3回ではとても足りません。

それで、すいさんにもお話ししていたのですが、こんど・・

Classic Poohのカテゴリーを作ろうと思います。

そうすれば、小出しにワンポイントで語れるし、皆様も、このカテゴリーを開いていただくだけでClassic Poohに関する記事が読めますからね。

本ブログのメインであるHarryカテゴリーも多忙のためいまひとつ充実させられないでいるのに、また別のことに熱中・・・と思われてしまうかもしれないのですが、、好きなものに対するこだわりは抑えきれないですからね・・・

というわけで、本日はここまで。