皆様、暑中お見舞い申し上げます。
とにかく、あぢぃ・・
暑気払いに?!まずはこのビデオクリップをお楽しみください。涼しげでミステリアスな映像です。
ただし、クラシックではなくてロック。
説明は後から~
ELLIOT MINOR「Solaris」 4/21発売2ndAL『SOLARIS』より
どうですか?なかなかタイトでいい感じじゃありませんか?
イギリスの若者たちです。
グループ名は、'Elliot Minor'
ブライテストホープとして、今もっとも本国で注目を集めているロックバンドのひとつです。
実は、この5名、全員少年時代に聖歌隊でクラシックを学んでおり、中央のリードボーカルAlex君は、York Minster Choir出身。そして、彼の右に位置しているサブボーカルの青年をよくご覧ください。
日本人・・? ハーフ??
そうです。お父様がイギリス人でお母様が日本人(Yukoさんご夫婦と同じですね!)。8歳まで日本で育ったそうです。
彼の名は、Ed Minton 。
1986年9月生れの23歳。
名門The Choir of St. John's College, Cambridgeにおいて、ヘッドコリスターを務めていたそうです!!
少年時代に音楽でどんなに名声を博しても、大人になれば、思い通りにいかないものです。クラシックの音楽家として成功することはもちろんきわめて困難な道ですが、かといって、ロックやポップのミュージシャンになりたいと思っても、それで食べていけるようになるには、クラシックとはまた違う特別の才能が必要です。
私の知っている名ボーイソプラノ(アルト)で、オペラ歌手になった人たちは数人名前を挙げられますが、ロックをやり始めたという噂?があってその後プロになれたという例は、殆ど聞きません・・・そうそう、リベラのソリストの1人リーアム君が、パンクをやっているとかは聞いたことがありますね・・・でも、 いわゆる常にヒットチャートの上位に食い込むほどのアーティストとして、認められるようになった例としては、このEd Minton君が初めてではないでしょうか?(違っていたら、ご指摘ください) そしてその青年が日本人の血を引くとあっては、注目せずにはいられませんね。
今日のところは、これくらいにして、このバンドについては、また詳しいことが分かり次第、記事にします。Ed君のSt. John's時代の録音も残っている模様なので、そのあたり、ちゃんとリサーチしてまたお話ししましょう。
Harryのビデオの記事は、簡単には書けないものですから、なかなか完成せず、ささっと紹介できる情報の方を先にアップしました。