波佐見の狆

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6年ぶりの裏磐梯は、紅葉まっさかり

2014-10-27 16:42:57 | 狆 (栗之介・恵之介・光之介・十兵衛)

我が家は猪苗代・裏磐梯が大好きで、何度か行っているのですが、今まではGWか8月のどちらかだったので、紅葉シーズンの旅は初めて!

(2008年GWに恵を連れていったときの記事はこちら

猪苗代湖の長浜から、遠方に磐梯山を望みます。

狆は紅葉に映ゆるのぉ~~

 

インターを降りてまず猪苗代にやってきたのは、遊覧船に乗るためだったのですが・・・(2008年の時点でわんこNGだったのが、今年になって復活OKしたと聞き)・・・・4人以上集まらないと運行しないというのですよ・・・ いつになるかわからないのを待っているのも時間がもったいないと思い、パスして、天鏡閣にちょっと寄って、すぐにゴールドラインを通って裏磐梯に向かいました。

ちなみに、、、野口英世記念館も、現在リニューアル改修中ですしね(入館はできますが)。

ゴールドラインのドライブは、まさに紅葉のトンネルの中を駆け抜けるという感じで、すっかりテンションが上がってきました。ところどころに設けられたパーキングで降りて写真撮りまくりです。

五色沼に到着。

ここへ来ると必ず、毘沙門沼の手漕ぎボートを楽しみます。

キラキラのエメラルドグリーンの水面は、栗恵兄ちゃんたちと来たときと変わらず、優しい微笑で迎えてくれます。

(私が一番好きな栗恵ツーショットです。

今回のお宿は、秋元湖近くの「プチホテル フットルース」。 大変人気の宿で、この時期予約できたのはラッキーでした。金曜でも満室です。

かなり広いドッグランがあります。

ディナーはフレンチのフルコース。洗練された美味しさでした! 朝食は、和食か洋食を選べるので、洋食にしました。

(↑ マッシュルームのスープ。絶品。)

ぱぱと朝ごはん~~

お風呂は、玄関を出て別棟に、天然温泉の小さい露天風呂が2つあります。無色透明の塩化物泉で、「お肌つるになるな~~」とぱぱもえらくお気に入り。ただ、別棟に歩いて行かなければならないので、冬場はいかにも寒そうですし、しかも体を洗ってドアを開け外の岩風呂に出るとひどく暗くて、なんとなく怖くて落ち着かないのです。私は、那須わんの温泉のほうがよかったなぁ。

光くんが、珍しく夜中にうろうろごそごそするので、ぱぱは3時ころから寝られなかったとのこと。私も気にはなっていたけど、5時頃まで爆睡。

5時半ころには起きて散歩にでかけましたが、すごい霧で、景色は何も見えず。

秋元湖の界隈に、車がいっぱい止まっていて、立派なカメラをもった人々がうろうろしています。二人組のおじさんに、何をしているのか聞いてみると、このあたりの夜明けの景色を撮りに来たと。秋元湖の日の出は、写真愛好家にとっては格好のスポットだそうで、そのおじさんら、フォト雑誌を広げて私らに見せながら、「ほら!!霧がなければこんなにきれいなんですよ!すばらしいでしょう」と大興奮。朝もやにけむる裏磐梯は、それほど魅力的なんですね。

9時にチェックアウトして、秋元湖まで車で来てみると、霧もすっかり晴れていました。ダムのうえの堤防から見た光景です。赤く染まる山々が鏡のような湖にくっきりと映って、心洗われる美しさです。(私の写真では、いまいちその感動が伝わらないんですけどね・・・)

それから、秋元湖の源流である中津川渓谷へ。まず橋の上から渓谷を見下ろすのですが、ここがまた、圧巻の紅葉のパノラマ!!

そして急な坂を20分ほど歩いて下り、渓流まで降ります。栗兄ちゃんを抱えて降りたときと比べると、なんという重さ!・・・・腕がしびれたぁ ← ぽぱの実感。

最後に、檜原湖の遊覧船を楽しみました。ぼくのぱぱとままって、ほ~んとに海や湖とお船が好きなんだよね・・・・

猪苗代遊覧船に乗りそこなったことなど、がっかりもありましたが、今回の旅で、よりいっそう福島が好きになり、また来年もこの時期に紅葉を愛でに猪苗代・裏磐梯に来るぞ!と今から盛り上がっている栗恵光家なのであります。

いつもながら、ぱぱ運転お疲れ様でした~~

 <お勉強> あらためて「紅葉」についてWikiで調べてみました

紅色になるのは、カエデ科、黄色になるのは、イチョウ科、褐色になるのは、ブナ科なのですね。なるほど。

紅葉する樹木は上記のみなので、今の時期でも緑のままの樹木もたくさんあります。五色沼の周りはどちらかというと緑のままのが多かったような。

それで、紅葉している葉と緑のままの葉のコントラストがまた美しい。← 実は、ぱぱのコメント

・「もみじ狩り」という言葉がありますが、これは、「紅葉を眺めて楽しむ」という意味ですよね。なぜ、「狩る」というのか?ブドウ狩りとかは、実際に実をもぎ取りますが、紅葉した葉を摘んで集めるわけでもないのに、、、と思っていたのですが・・平安時代には、実際に紅葉した木の枝を手折りして(これを「狩る」と称した)、手のひらにのせて鑑賞するという方法で愛でていたため、その表現が残ったものだそうです。そうだったのか!きっと、平家の公達も、そういう雅なもみじ狩りを楽しんでいたことでしょうね。