録画してあったテレビ番組を観ていたら
『反回神経』という言葉がでてきました。
肺の腫瘍が大きくなっていたが 原発巣は肺ではなく甲状腺だった
それに気がついたのは『声枯れ』という症状だったというような内容でした。
6月くらいから 低音感音難聴を頻繁に繰り返し
週1くらいで耳鼻科に通っていました。
その頃 なんとなく喉に違和感(物が詰まっているような感じ)がありましたが
感じる時と感じない時もあったりでそのまま様子をみていました。
が
なかなかすっきりしないため 耳のついでに診察をしてもらいました。
それが2ヶ月くらい前です。
鼻からファイバースコープを入れ
モニター画面をみながらカメラが喉の方に入っていきます。
「はい!ごっくんして」
「エ〜〜ッと声を出してみて」
エ〜〜〜〜〜〜〜ッ!
「あれ?」とDr
『もう一度エ〜〜〜〜ッ」
エ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ
Dr「やっぱり動いていないなあ
左側の声帯が動いていないの分かります?」
「分かります!』
モニター画面に映し出された私の声帯は
左側は平たい茶色のゴムがピン!と張った状態に対して
右側はしなやかに波打っています。
カメラを抜いてから
Dr「今まで声枯れとかありましたか? 全身麻酔受けた事ありますか?」
「はい!どちらもあります」
「声枯れはいつ頃からですか?」
「随分前から 大きな声を出したり 長話などしている時等」
Dr「話していて少し枯れているな!とは気にはなっていたのですが・・」
「耳の方は聴力検査の結果は正常に戻りましたが 声帯の方が気になります
声帯麻痺の原因は 反回神経麻痺が原因の事があります
声帯を動かす神経(反回神経)は
脳幹から枝分かれし頭蓋内から下降していき、声帯の横を通り肺の方に入り
折り返し食道の両脇をたどって戻り、甲状腺の裏側をとおったあとに声帯の筋肉を支配する神経で
戻って来る神経ということで 半回神経と言われています。
肺,食道,頸部などの悪性腫瘍や,動脈瘤が起因になっていることがあますので
一度確認のため検査を受けて頂いた方が良いかと思います。
ただ、何も原因がない場合の方が多く 全身麻酔が原因で起こる事もあります。
検査はCTになりますが
動脈は造影剤を入れての検査になります
総合病院を紹介します」
とのお話
検査の日を予約して帰宅
午後3時頃からの予報
暖かい
最低気温12.6℃
11時15.4℃
白鳥が群れをなして早朝の空を飛んでいきます
この群れは35羽でした
クエークエーと賑やかです。
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