KAZUの雑記帳

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日本の暦 七十二候ノ八候

2014年03月11日 15時10分32秒 | 日本の暦

季は春、季節は仲春、24節季は啓蟄、

八候=桃初笑 (ももはじめてさく)  桃の花が咲き始める頃となりました

新暦3月11日~3月15日の5日間 

風物詩

「花」  桃の花 : 梅の花と桜の花の間の楽しみは桃の花の開花です。三月下旬から四月初めに薄桃色の花を咲かせます。梅、桜同様、葉が出る前に花が咲きます。その華やかさは桜に負けません。桃の実は水分が多いため、平安、鎌倉時代には夏の「水菓子」と呼ばれて珍重されていたが、当時の桃はそんなに甘くなかったようです。

     馬酔木(あしび) : 「あせび」ともいいます。馬が木の葉を食べると、酔って足がなえてしまうところから、「足潑(あしじひ)」 「足しびれ」などが変化してこの名になったと言われています。小さな白い壺状の花をたわわにつけ、こぼれんばかりに咲く馬酔木。万葉人はこの花を、あふれる恋の思いや繁栄の象徴として歌に詠みました。

「食材」 若芽(わかめ) : 「め」は食用になる海藻の総称で、とくに「若芽」をさしました。「和布」とも書くように、やわらかく、採取しやすいので、古くから食べられてきたようです。干し若芽などで年中食べられますが、生の若芽は春が旬です。

      帆立貝 : 貝柱をはじめ、身を刺身にしても焼いても十分食べ応えがあります。帆立貝は捕食者から身を守るため出水管から海水を勢いよく吹き出して海中を素早く移動することができます。その時に二枚貝の殻を勢いよく開く姿から帆立貝と呼ばれています。      

「春日祭」 奈良県の春日大社における例祭です。旧暦では二月と十一月の上申日に行われていたが、明治十九年以降は新暦の三月十三日に固定されています。宮中から天皇の名代である勅使が参向して儀式を執り行い、国家の安泰と国民の繁栄を祈ります。天皇の勅使が派遣されて行われるものを「勅祭」と呼び、その中でも旧儀保存の観点から古式に則り行われるものを特に「三勅祭」と呼びます。春日祭はそのうちのひとつで、残りの二つは賀茂神社の賀茂祭(葵祭)、石清水八幡宮の石清水祭です。

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