最近、性差別、女性蔑視、DV、女性軽視、セクハラ、パワハラ、ストーカー、等々 物議を醸しているが、この本を読めば ・・・
新聞の書評欄、永 六輔 『悪党諸君』 の紹介が有り、あまりにも面白いので抜粋して転記しました
≪ なぜ、男の胸にも乳首があるのだろう? 赤ちゃんにおっぱいを飲ませるわけでもないのに ・・・。 進化論の研究者にこう教わりました。
すべての男はお母さんのおなかの中で女として生き始める。ところが、ちょっと足りないものがあって、女ではいられなくなり、落ちこぼれて男になる。だから、男の乳首は、女のままでいられなくなった駄目な人間たちの印なのだと。
生物学者の福岡伸一さんも『できそこないの男たち』という本で書いています。 全ての生物はメスとして発生するそうです。 だから、生物学的に言えば男は女になりそこねたのだから、女にいばっては駄目なんだ。 男は女の出来損ないだから、女を尊敬し、大切にしなければいけない、そうすれば男女のもめごとは減り、刑務所に入る人も少なくなるはずです。
実は小学生のとき、不思議な夢を見ました。お母さんのおなかの中で自分のおちんちんが内側にくるっと引っ込むと女になり、中に隠れていたのが外側に出てくると男の子になる。そんな夢。 最近、友だちに話したら、「おなかに入っていたときの記憶なんじゃない?」と言われ、納得がいきました。僕が女から男へ変化したときの記憶なのかもしれない。 ≫
永 六輔さんの刑務所での慰問講演を本にしたそうです、特に女子刑務所では拍手喝采だったそうです。 青林工藝舎・864円