季は夏、 季節は晩夏、 24節季は小暑
33候=鷹乃学習 (たかわざをならう) 鷹の幼鳥が飛ぶことを学習するころ、つまり、巣立ちの季節です
新暦7月18日~7月22日の5日間
風物詩
「花」 萱草(かんぞう) : 百合に似た鮮やかな橙色の花で、八重咲の「藪萱草」と、一重の「野萱草」とがあります。古くから「恋忘れ草」という異名で呼ばれてきました。この花を摘むと、つらい恋をわすれることができるというのです。きっとたくさんの人が、涙を流しながら摘んだ花なのでしょう。
檜扇(ひおうぎ) : 根元を中心に広がった葉の形は、まるで檜扇のよう。それがそのまま名前になりました。優雅な名前にふさわしい、あでやかな花です。六枚の花びらは、大きすぎず、小さすぎず、橙色のまだら斑模様が、品の良い華やかさを添えています。
「魚」 鱧(はも) : 関西では、京都の祇園祭、大阪の天神祭と、伝統的な祭りが続くころです。この時期に欠かせないのが「鱧」。「祭鱧」とも呼ばれます。小骨が多いので、骨切りという職人技が必要ですが、淡白で上品な夏の味です。
「鳥」 鷹(たか) : 鷹と鷲の違いがわからない人も多いが、実は明確な違いはありません。タカ科に分類される鳥のうち、小さいものを鷹、大きいものを鷲とすることが多いようです。ただし、それに当てはまらない鳥もいるため、習慣によって分類されているというのが正しいでしょう。
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