季は夏、 季節は晩夏、 24節季は大暑
35候=土潤辱暑 (つちうるおうてむしあつし) 土がじっとりとして蒸し暑くなる時期です
新暦7月28日~8月1日の5日間
風物詩
「言葉」 辱暑(じょくしょ) : 「辱暑」は蒸し暑いこと、ほかに、暑さに盛りは「極暑(ごくしょ)」、燃えるような暑さには「炎暑(えんしょ)」、苛酷な暑さは「酷暑(こくしょ)」、と言った。2007年以降、最高気温が25℃以上の「夏日」、30℃以上の「真夏日」に加えて 35℃以上の「猛暑日」という気象用語までできました。日本の夏はどこまでエスカレートするのでしょう。
「花」 向日葵(ひまわり) : 太陽がそのまま華になったような「向日葵」。英語でも「サンフラワー」。また、「日輪草」と言う異名も持っています。太陽を追いかけるように花が回るから「ひまわり」と言うようになったと言うが、花は回ったりしません。太陽の方を向くのは、ツボミのときだとか。咲いた後は、太陽の光を受け止めて輝くばかりです。
「野菜」 西瓜 : 夏の果物といえば、西瓜。暑い日に、ほおばる心地よさは、何ともいえません。海岸で西瓜割りをした思い出のある人も多いでしょう。漢名を音読みした「さいか」がなまって「すいか」になったそうです。
「祭」 ねぶた祭り : ねぶたは青森県を中心に東日本各地で見られる夏祭りのひとつです。特に青森ねぶた祭りと弘前ねぶた祭りが有名です。「眠たし」に由来して、秋の収穫期を前に労働の妨げになる眠気を祓うため、七夕の行事として行われた眠り流しが現在の「ねぶた」になったと言う説が有力です。青森ねぶたは8月2日~7日、弘前ねぶたは8月1日~7日に開催され、どちらも最終日以外は夜間に始まり、大勢の市民が掛け声とともに、山車灯篭を曳いて街を練り歩きます。
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