現在の米国の大きなニュースと言えば、やはりエンターテイメント好きのアメリカ人にとっては『エミー賞』である。『エミー賞』は1949年に作られた「アメリカ合衆国で放送される優れたテレビドラマ、番組、テレビ業界の功績に与えられる賞」で、今回74回目である。
テレビ芸術科学アカデミー(ATAS = the Academy of Television Arts & Sciences)、全米テレビ芸術科学アカデミー(NATAS = the National Academy of Television Arts & Sciences)、国際テレビ芸術科学アカデミー(IATAS = the International Academy of Television Arts & Sciences)の3つの団体で主催され、プライムタイム(夜)、デイタイム(昼間)、スポーツ、ニュース&ドキュメンタリー、技術・工学、地域、国際などのカテゴリー別に賞が与えられる。選考方法はかなり込み入っているのでここでは詳細を書かないが、エントリーする数(競争相手)がハンパなく多いので受賞するのは並大抵ではない。
今回特筆すべきは、2年前の韓国映画のアカデミー賞主要賞受賞の快挙と同様、韓国ドラマ『イカゲーム』の6冠である。非英語作品で初の主要賞受賞の快挙、再びと言うことで、これからの日本の芸術・エンターテイメントの制作に大きな課題を残すこととなった。
■YS
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【参考ブログ】
(1)『トニー賞』(2022/6/14)
(2)『米映画の祭典・第93回アカデミー賞にみる画期点』(2021/4/28)
(3)『アカデミー賞(2)』(2020/2/10)
(4)『アカデミー賞(1)』(2013/3/12)
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