「米国事情」
河合準雄元国際文化研究センター所長の新聞インタビューには非常に感銘を受けた。自分の中でもやもやしていた事柄をはっきりと説明してくれたからだ。
氏によると、米国は父性 (paternity) 原理の強い国で、区別し、選別し、「個」を大切にする性で、善と悪とを峻別し、悪を排除する機能を果たすと。
一方、日本では母性 (maternity) 優位な国で、皆と一緒に行動、「包み込む」性で、選別せずに、どの子も可愛いと育て上げる。ただ、母性原理が強すぎると個性を持って生きようとする人はつぶされてしまうことがある。また、日本では妻が父性も母性と両方やっていて、夫が家に帰っても居る場所がないと。
米国のキリスト教のイエス・キリストが男性、日本の神様・観音様が女性であるところから端を発していることで、河合氏の言われることが良く理解できる。#YS
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます