今日はオーストラリアに移住して良かったことの、その3ですね。それは、日本に住んでいる時には考えられないような、豊かな生活が出来る事です。
このブログを始めた頃に、一通り僕のオーストラリアでの経歴を詳しく書いたことがあるので、まだ読んでいらっしゃらない方は、そちらも読んで頂けると幸いです。
もしオーストラリアに移住していなかったら、大学は地方の私立の文系でしたので、今頃は、中小企業の会社員か、又は派遣社員としてどこかの工場で労働者として働いていたことでしょう。それとも、仕事のストレスから、鬱病になっていたかも知れません。
オーストラリアに移住したからこそ、日本では不可能だと思われることが、ここで実現できたのです。その理由は、日本は人口減少社会で、経済も30年ほど停滞しているのに対して、オーストラリアは経済が発展しているからだと思うのです。
まず、オーストラリアの総人口は2600万人ですから、日本の6分の1ですが、海外からの移民を多く受け入れている為、人口増加率は年に1~2パーセントです。移民が流入すれば、家も建てるし、消費も活発になるので、経済が発展します。経済が発展すれば、国民が豊かになれるのです。
しかもオーストラリアは鉄鉱石や石炭、天然ガスなどの地下資源が豊富で、輸出産業の第一位です。また、ご存じの様に、英語が公用語なので、海外からの留学生は70万人もいるのです。(因みに日本の海外留学生は、25万人程)シドニー大学では4割、メルボルン大学では3割の学生が外国人留学生なのです。彼らが払う授業料は高額で、毎年300万円程の学費を払うので、第二位の輸出産業は教育なのです。
これらの要因が重なって、オーストラリアの経済成長の指標である国内総生産(GDP)の成長率(コロナ禍以前)は年率2~4パーセント。これからも成長し続ける国だと言えるでしょう。
経済が成長すると、賃金も上がり、物価も値上がりします。都市部の不動産価格の値上がりは年に6~7パーセントで、10年でほぼ倍になるのです。20年なら3~4倍、30年で5~7倍ぐらいでしょうか。日本では考えられない値上がりですよね。僕でもオーストラリアで就職して3年目に最初の不動産を買う事が出来、資産形成の第一歩を踏み出したのです。
株式市場も同じように、オーストラリアでは、30年前に比べて何倍にも上昇していますが、日経株価は30年前の約半分に停滞したままです。
初期のブログにも書きましたが、28歳の時、オーストラリアに留学し、30歳で一文無しだったこの僕が、57歳現在は、、、
1.メルボルン近郊の緑豊かな牧場に住んでいること。
こんな生活は日本で想像したこともありませんでした。しかも、メルボルンの住宅街のすぐ隣、ショッピングセンターへは車で5分の距離。シティーまで1時間で行ける所なのに、7頭の馬がいる広い牧場に住んでいるのです。しかも牧場の住宅ローンは9年前に9年間で完済しています。毎日、1、2時間かけてゆったり近所を散歩。牛や羊、ロバを飼っている農場を見ながら、散歩。知り合いのご近所さんとすれ違う時はお喋りが楽しみです。
もしオーストラリアに移住していなかったら、日本の実家に両親と同居か、郊外の団地か古い木造のアパートに住んでいる気がします。30代で家を建てていたら、住宅ローンの完済迄、あと10年はかかるでしょう。しかも、せっかく完済した家の価値は買った値段の半分か3分の1以下という、日本では当たり前の悲惨な状況だと思います。
2.老後の蓄えは十分にできたので、2020年に55歳でリタイア生活を始められたこと。毎日時間がたっぷりあり、遊んで暮らしているので、こうやって毎日ブログが更新できます。色々な趣味を通して友達も沢山できました。
もし、オーストラリアに移住しないで日本に住んでいたら、現在も職場と自宅を往復する毎日で、リタイアまではあと8年ぐらい、65歳までは働かないと、老後は安心して暮らせないでしょう。毎日仕事で疲れるので、趣味と言えるような趣味はなく、交友関係も職場の人に限られていると思います。
この様に、もしオーストラリアに移住していなかったら、今の生活とはかけ離れた生活になっていたのではと思うのです。
下の写真は、庭で採れたビワ。大きなビワは鶏卵ぐらいの大きさになります。鳥に食べられない様に、袋掛けをしています。今日も沢山食べたので、食べ残ったビワです。
では、明日も,、このブログでお会いしましょう。