オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

若い女性のローラースケーター

2022年11月18日 17時05分04秒 | 日記

今日は久しぶりに天気が良くなりそうだったので、朝ご飯の後、電車に乗って、メルボルンのシティーの直ぐ近くのプリンセス埠頭に行ってきました。

路面電車を降りてから、埠頭までは歩いて5分程ですが、埠頭が見えてくると、赤色の服を着た人が一人、ローラースケートをしているのが、遠くから見えました。

「よしよし、僕一人ではなさそうで、良かった。」と思いながら埠頭にいくと、上手にローラースケートをしていたのは若い女性でした。近くに滑っていって、「おはよう!」と僕から挨拶したのですが、反応がなく、行ってしまいました。

「無視されたか?それとも内向的な性格で、人見知りしているのかも。」と思いつつ、「やっぱ20代の若い女性は初老のアジア系のおっさんに興味はないよなあ。」と思いながら、しばらく別々に滑っていました。

その女性をよく見てみると、音楽を聴いているようで、リズムに合わせて、踊りながら滑っています。ヘッドフォンをして音楽を聴きながら滑っているので、先程の僕の挨拶が聞こえなかったのでしょう。

「そうか、無視されたんじゃないんだ。良かったー。」と思い、立ち止まっていた時に、その女性に近づいて、顔を見ながらもう一度挨拶してみました。相手は話しかけられたことに気付くと、耳の中に入っていたコードレスのイヤホンを取り出して、挨拶に答えてくれました。

名前はニコールと言って、以前ローラースケートのレース競技をしていたそうで、僕が「トランジションという180度反転する技を習得したいのだけど、上手く出来ないんです。」と言うと、「スピードをゆっくりに落として練習すると危なくないし、いいわよ。」と何度も実演してくれて、アドバイスをくれました。

次に僕と同年代の男の人が滑りに来たので、少しお喋り、その人はまだ初心者だと言っていましたが、僕よりもかなり上手でした。4時間ほど練習した後で、もう一人、最後に話したのが、またまた20代と思われるマディーという名の金髪の女性でした。話しかけたら、「で、どんな技を習いたいの?私が教えてあげるわ。」と、待ち構えていたかの様に、積極的に教えてくれると言うのです。手取り足取りという言葉通り、後ろ向きに滑りながら僕を見て「私の手を取って。」と本当に僕の両手を握って教えてくれて、時間は10分か15分ぐらい、1対1で教えてくれました。「最近、事務の仕事がなくなったので、ローラースケートの先生として暮らそうと思ってるの。私のインスタグラム、フォローして。」と仰るではありませんか。「じゃあ、今度は正式に先生から教えてもらうかも。その時は宜しくね。」と言って別れました。

なるほど、道理で積極的に教えてくれた訳です、教え方も上手いし、手取り足取り教えてくれます。近い内にマディー先生からスケートを習うかも知れません。

でもまあ、僕はスキーと同様に、自分でユーチューブの動画を見ながら考えるのが楽しいと思うし、知らない人に話しかけてアドバイスをもらいながら、知り合いを作るのも楽しいのです。それに、この知らない人から習う方法はお金が掛からないのがいいのです。

お金を払って教えてもらうのは、どこかキャバクラに行って、お金を払って女性に話してもらうのに似ている気がします。キャバクラでは、お金を払っているので、話してもらえるのは当たり前です。でも何か寂しい気がするのです。

(とは言っても、僕はキャバクラ等に行ったことはないので、僕の想像ですが、、、。)

スケートの先生に習うのも、お金を払っているので、教えてもらえるのは当たり前、でも何か寂しいのです。自分で動画を見ながら、人に聞きながらの練習は、上達のスピードは遅いし、効率は悪いかも知れませんが、、、。別に、オリンピックの選手になるわけではないし、ただの趣味ですから。出来ればゆっくり上達した方が良いと思うのです。

では、また明日のブログでお会いしましょう。

(見出し写真はイメージです。)

 

 

コメント
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