goo blog サービス終了のお知らせ 

オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

高齢の両親

2022年11月16日 17時15分30秒 | 日記

今日は久しぶりに日本人の元同僚のAさんから電話がありました。Aさんとは、半年か一年ぶりに話すのですが、今回の電話は、Aさんの84歳になるお父様が痴呆症で徘徊してしまって、昨日も不明になってしまい、警察に保護されたそうで、警察にお世話になったのは、今回が3回目なのだそうです。

一緒に住まれている81歳のお母さまは股関節が悪くて、お父様を探しに家の外へは歩いていけないのだそうです。幸いAさんの弟さんの仕事場が同じ都市なので、時々は両親の家に行くことはできるのだそうですが。お母さまは外出できないので、お父様は施設に入ってもらった方が良いのではと考えているようです。

僕の親もAさんとほぼ同年齢で他人事とは思えません。幸いにも今の所、僕の両親は元気で、父は車にも乗るし、母も畑で仕事ができているのですが、年が年ですから、いつ動けなくなるか分かりません。

僕の親の世代までは、子供、特に長男は親の後を継ぐといって、嫁を貰ってからも、親と一緒に暮らすのが普通で、親の面倒を見る代わりに、親の家や財産、商売、または田畑を引き継ぐのが当たり前だったのです。

時代は変わって、僕は日本で大学を卒業して就職した後、1年半で、海外に留学、海外で就職、永住権取得、国際結婚して家庭を持っているので、親戚から変わり者だと思われているでしょう。日本に帰っても、住むところはなく、実家で親の世話にならなければならないので、却って迷惑に思われているかもしれません。

弟も妹も独立して家庭を持ち、両親(田舎)から車で一時間程の都会に住んでいるので、何かあった時は駆けつけることが出来ます。叔父さん(父の弟)家族は歩いて5分の所にいるので、何かあれば助けてくれると思います。僕が親に出来ることと言えば、必要があれば、経済的な支援でしょうか。

妻の父親は妻がまだ小さい時に他界し、母親は5年程前に86歳ぐらいで他界しているので、こちらで高齢の親族はいません。僕の義理母は亡くなる4日前まで自宅で一人暮らしをされ、高齢者施設は頑なに拒否されていました。一人暮らしは不便でも、施設に比べたら、余程人間らしく生きられるというのが彼女の信条でした。

では、また明日も、このブログでお会いしましょう。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする