ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

★雨の木曜日、、、

2007年05月17日 | 閑話休題

NHKのラジオ体操が終わる頃から降り始めた雨は、八時頃になると
音をたてて強く降ってきました。

旅行に行くTさんが、愛犬「ティアナ」(スタンダードダックス・牝)
を連れてやって来ました。

沖縄への旅行には気乗り薄の様子でしたが、「楽しんで来ますので」と
一言云って「ティアナ」を置いて出かけて行きました。

雨天と言う事で、新聞を読む時間に余裕ができました。

目を細めて読んだ中に、印象に残った記事がひとつ有りました。

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朝日新聞 2面 時時刻刻 覧から、『ひと』

津軽三味線初代日本一

福士 豊秋さん(53)のことを書いた記事です。

三味線で弾くジャズやロックも否定はしない。だが、「津軽三味線は唄に
つけるもの。民謡という原点を忘れたら、もう津軽の三味線ではないと思
う」。今月初旬に青森市であった「第一回津軽三味線日本一決定戦」。歌
い手にぴったり息を合わせるバチさばきで優勝した。
青森県板柳町の出身で、両親はともに民謡歌手。22歳の時、民謡歌手の
二代目 成田雲竹女さん(53)と結婚した。夫婦で上京し、浅草の民謡
酒場で働いた。下足番からのスタート。はんてんを着て玄関先にたつと、
毎日、演奏が聞こえてくる。「複雑な曲でも口ずさめた。三味線は他人の
技を盗んで、初めて覚えた」
三味線で舞台に立つようになると、巡業で東北や北海道をまわることも多
かった。稼ぎは、歌い手の妻と合わせて一人分。生活が苦しい時でも、妻
との帰り道、雨が降るとタクシーを拾った。三味線をぬらさないためだっ
た。「芸人は裕福になったら、いい芸ができなくなる」ふたりはそう言っ
て笑いあう。
「結婚して30年以上、宝石をねだったこともなかったでしょ。だから明
日の演奏は私にプレゼントしてね」。大会前日、そう言われて、フッと肩
の力が抜けた。演奏後、観客を前に「今日は、うちの可愛いかかあにささ
げました」。「季節にたとえるなら『春』みたいな演奏だった」と、妻は
たたえた。初代日本一の栄光は、夫婦の手でつかんだ。
  

文:田村 剛  写真:戸村 登

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人間 黄昏時にならずとも、こんな話には「うんうん」と頷けるものなのでは
ないでしょうか、、、。

雨が降って、得をした様な朝でした、、、。

 

 

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