なんとなく、時たまも射して。
二泊の入院をへて、バナナが退院しました。
「模範的入院患者」だったバナナでしたが、
病院の食事が口に合わなかった様で、
先生方はこぼしていました。
もう少し良質なフードにして欲しい旨、要望しておきましたが、、、。
さて、今後どうなりますか?
見た目は太目のバナナでしたが、余計な「内臓脂肪」は全く無く、手術は楽だったそうです。
都内のマンションで飼われているバナナですが、オーナーのMさんの飼育方法は自己流ながら
上手なものです。
恐らく私達より年長と思われるM夫妻ですが、私達のアドバイスにも素直に耳を傾けてくれますし、
飼育に関しての熱意は非常に真面目で、前向な考え方には好感をもてます。
同じ日に「去勢手術」をしたロバート君。(手術日当日が退院です。)
何事も無かった様に元気に遊んでいます。
「去勢手術」も「不妊手術」も、今回は手術の後10日目が「抜糸」の日になりました。
ロバート君の縫合糸は溶けてしまうタイプなのですが、場所が場所だけに早めの抜糸も可能です。
バナナのお腹に使われた縫合糸は丈夫なもので、抜糸は予定通り十日目に行ないます。
恐らく二頭は、仲良く東京・麻布十番のM家で飼われる事になる筈です。
「去勢手術」「不妊手術」をする事により、異なる性別の若い犬を同時にパートナーとして飼う
事が可能です。
去勢手術後の牡は、終生「少年~青年」の様な気持ちの犬として、飼い主さんとのパートナー
シップを築いてくれます。
不妊手術後の牝は、煩わしい「生理」から開放されて安定した性格となり、健康な愛らしい牝
として飼い主さんを喜ばせてくれる事でしょう。
◇不妊手術に関して
◎私達の繁殖したラブラドールの不妊手術の最適年齢は、初回発情前の「生後六ヶ月~七ヶ月目」です。
その頃に不妊手術を行なうと、「発情前期の出血」と言う兆候を経験する事無く、生理学的には永久に
「発情休止期」となります。
「初回発情前」の手術の危険性は極めて低く、経験のある獣医師らによる実施は容易とされています。
通常は手術費用も最も安く、「乳腺腫瘍」などのホルモンに関連した病気から「愛犬を一生涯守る」事
が出来 ます。
◇不妊手術の危険性について
◎私達の飼育した5~6歳までの病気知らずの健康な牝の場合、年齢による危険因子は殆どありません。
しかしそれ以降、7歳から年を重ねるに従い、「加齢」に伴う危険性が増加します。
加齢に伴い犬も「肥満」に傾きます。見た目はそんなに太っている様に見えなくても、内臓にはびっしりと脂肪が纏わり付
いている場合が多いものです。
スリムな犬に比べ、肥満した犬の開腹手術はその危険性が非常に高くなります。太った犬の場合、先ず脂肪や脂肪に富
んだ構造物を取り除かねばならず、腹部を大きく切開しなければなりません。
当然麻酔(全身麻酔)も複雑な管理を要求されますし、脂肪が多く付着した組織に対して縫合糸を上手く保持するには熟
練した技術を要求されます。
※私達トリプルスターの繁殖に貢献してくれたマザードッグ達は、「適切な期間」(おおよそ、5~6歳)
を 選び全て不妊手術が施されます。そして、健康で生き甲斐のある余生を送れる事が約束されています。
皆さまも、今日もご愛読、お疲れ様でした~~~~!
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そしてトリプルスターのカレンダーは此方ですご見学希望の方は、ご参考に願います~
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◇ 今年第一回目の「川遊び」は、7月12日に行なわれます。
参加者受付中ですよ~。