待ちかねたリハビリを開始
長雨がようやく上がった水曜日
ほかの仕事を割愛してお預かりの子のリハビリを行いました。
左ひざ前十字靱帯損傷(部分断裂)と診断された子は
薬剤投与による保存療法が選択されました。10月9日内視鏡検査~注射
動物病院側は使用薬剤を明確にはしていませんが、当該病院での治療実績は
おおむね60例、約85%の成功実績が認められたとのお話でした。
人の分野では、損傷部位修復のための成長因子やサイトカインの放出を促す
PRP 療法などが広く知られていますので、
今回動物病院で勧められた保存療法を行うことを決断した経緯があります。
外科手術同様の回復が見込めればよいのですが、結果には大いに期待を
よせています。
内視鏡を入れたと思われる傷跡や
注射をした跡などはきれいに治っています。
若干残っていた瘡蓋(かさぶた)を丁寧にはがしおえました。
術後(安静)初めての歩行訓練(バランス感覚を取り戻すリハビリ)を
慎重に行いました。
とうぜん、障害を負った左脚には負重がかけられていませんが
徐々に改善されていくものと判断しました。
いまのところ結果は、まずまずといってよいでしょう。
リハビリを行う場合にとても大事な水分補給は、こまめに行います。
※薄い牛乳水に筋組織などの回復に効果のあるグルタミンを溶かしてあります。
お天気さえよければ、そして私の身体さえもてば、、、
今後のリハビリは順調にすすめられるものと思っています。
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PRP 療法とは、
アスリートなどのスポーツによる各種障害に対して急速に広まった治療法。
この治療を受けると、
受傷後 早期に競技復帰が可能になるという効果が期待されているからです。
野球界では、現在楽天に在籍する田中将大投手やMLBエンゼルスへ移籍が決定した
当時の大谷翔平投手が予防処置としてPRP 療法を受けたことが話題となりましたね。
この療法はアスリートだけに限らず、
一般人の変形性膝関節症などの膝の痛みを治療することも積極的に行われています。
PRPとは?
実際にどのような治療効果が確認されているのか? 国内外の文献を軸に、PRP 療法
について調べてみました。
PRP とは”Plate rich plasma”の略称で、日本語に訳すと、多血小板血漿と言います。
血小板が豊富な血漿(血液中の液体成分)は細胞レベルでの治癒を促進する可能性が
あると1970 年代からヒトにおいて臨床的に使用されるようになった「自己採血」を
利用した治療法です。
現在までに整形外科領域において、筋肉・腱損傷、靱帯損傷、軟骨損傷、変形性関節症
などに広く活用されています。
また、歯科インプラントや、傷跡再生、小ジワ改善、薄毛治療など、歯科や美容形成の
分野でも広く使用されています。
画像は
順天堂大学医学部附属順天堂医院/整形外科・スポーツ診療科の資料を
お借りしたものです。以下にリンクを張りましたのでご参考までに。
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