16 Jul
犬(ラブラドール)の心は「純粋」そのものですが、「健気さ」と言う要素も強く持っている様に思います。
この子は、牝の二歳になるラブラドールです。「不可抗力による怪我」で、悶々とした日々を数ヶ月過しました。
辛かった「我慢の日々」を乗り越えて、自らの回復に向かって(6時間近くに及ぶ手術を済ませ)、判ってか判らずか「大丈夫だよ」と言う顔を作って(見せて)くれました。
普段から「凄い」表情をみせる子なのですが、今は未だ流石にその「余裕」は戻ってはいないようです。
でも、術後12時間で見せてくれた曇りのない表情は、見舞った私達に心からの安堵の気持ちをプレゼントしてくれました。
翌日の表情にも、未だ、余裕のようなものはとても感じられませんが、あくまでも前向きな顔付きを見せています。
ものを言えない犬(ラブラドール)ですが、其の分だけ、生き抜こうとする「覚悟」の様なものを、強く感じさせてくれる事があります。