ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 成長期のWanの身体・生活習慣による身体の歪みは危険信号を発しています~月曜日・・・

2015年10月26日 | ラブラドールの飼育(育成全般)

       


休み明けで身体が重い... 入浴が制限されて(シャワーのみ)から一週間が経ち、些か気も滅入る。

未明よりリハビリと若犬の負荷運動に力を注ぎ、10時、午前組の全頭を犬舎に収納し給水の後帰宅。

シャワーを浴びて、ココアを作って飲み、ベッドに撃沈さる...

昼過ぎに起きたが軽い目眩と吐き気が... どうも体調が思わしくない...(-_-;)

 

若犬の育成(負荷運動とトレーニング)

今日 念入りに行ったのはクラウスの負荷運動でした。

ダミーの回収遊びと、円形サークルでの引っ張りっ子、追いかけっこ...



 イマイチ満足できないクラウスの身体。どうにも独活の大木の様で、締まった

感じがしない処が不満なのです...。

新しい運動法を取り入れたいのですが、未だ検査が終っていないのではやる気持ちを抑えています。

 

リハビリのノウハウや、犬の身体つきの事に関して、或る方と話し合い

ました。

生活習慣とは恐ろしいもので、早い犬は3歳頃に、遅い犬でも6、7歳には完全に身体が歪んでしまっ

ています。

身体の歪みは色々な障害の元となって現れますが、膝や肩を壊したり馬尾神経の障害となって現れ

(重症化する)るという事を理解している飼い主さんは極めて稀です...。

飼育され始めてから、ず~~っと引っ張り犬であった場合は、かなり早いうちに障害が現れます。

頭を上げない、背中が尾にかけて曲がっている(下がっている)、肩や大腿部の筋肉が殆ど付いてい

ない...こういう傾向の犬は、早晩膝関節の変形靭帯の損傷(変性を含む)、馬尾症候群などを発症

し易いと言えます。 は筋肉の脆弱状態を指しています。印はダメージを受けている背中の部分。

加えて その場でくるくる回ったり(激しく興奮し、何回も繰り返す)して関節をひねる傾向の犬は要

注意なのであり、知らずに放置すると膝や腰は修復不可能な状態にまで悪化することが有ります。

一見して比較的運動をしている様(活動的に)に見える、そういった挙動の犬に限って、実は大事な処

の筋肉が殆ど付いていないと言う結果が多く見られます。

いろいろと、実例を示してご説明いたしましたが、なかなかご理解が得られず...さらに時間を掛けて

丁寧にお話を続ける必要があると感じました。

その方のご愛犬(超ヒッパリ犬)は、3歳で膝の靭帯(ACL)再建手術を受け、5歳の今は肩関節を悪く

して満足な散歩が出来なくなっています。愛犬に自分で行うリハビリを希望していますが、姿勢が改善

されない限りかなり大変な将来が推測されます。


健康で怪我などをしにくい強い身体をもった個体の特徴・・・(ラブラドール種)

先ず 背線がグランドラインに対して水平であり、力強くて太い根元の尾を持っている。

骨格構成がほゞ正しく、バランスのとれた軽やかに見える身体の持ち主である。

関節の可動域には余裕が有り、しなやかな筋肉(疲労しにくい)が過不足なくついている。

※トレーニングによって、更に筋力向上と筋肉量の増加を容易に見込む事が出来る。

よく躾けられているので姿勢は正しく挙動は安定していて、走る場合でも歩く場合でもバランスが良

くスムースな身体の動きである。

強いネックは、強靭そうに見える背中の筋肉によって軽々と支えられている。

かなりの重さのものを咥えても、背線が曲がったり歪んだりすることは無くネックは力強く働く。

画像の個体は、ごく普通の飼育環境で特別なトレーニング等を行う事無く成長した牡です。

人の指示に従う 下を向かない(匂いを拾わない) 引っ張らない 家庭犬として必要な三つの重要項目

だけは丁寧に教育し続けたいものですね。

※犬の身体は、雌雄によって多少の差は有りますが、幼犬から若犬になる頃(9~10か月齢)にかけて

の成長期に十分な栄養を必要とします。(特にカルシウムと蛋白質、ビタミンDなど)

そして適度に負荷を掛けた「遊びに連動した運動とウォーキング」十分な休止(熟睡状態を保つ)、半

日陰における「日光浴」など必要を必要とします。

大人の犬の身体の70%の要素は、この頃の飼育によって極まると思われます。(体質も同様に)

次に11カ月齢のころから24日月齢にかけての時期は、躾け・教育の定着化(強化)と体位向上を目指

す大事な時期になります。

個体に見合った負荷運動(オビディエンスなどのトレーニングを含む)と、十分に考慮された給餌が必要

です。特別に身体を作る目的を持った個体には、副食物やある種のサプリメントなどの投与を考えます。

※然し乍ら、愛犬の健康度を高め楽しく飼育して行くには、日常から適切な躾け=教育を休まず続ける

気持が大切になります。良く躾けられて行動の安定した犬は、怪我などを負う事は滅多にありません。

大人(成犬)になっても 日々の躾け・教育、大事なんですね...(^^)v

『努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。』 by 井上 靖(小説家)


 秋のホームカミングディー 11月8日(日曜日)

 参加申し込み受付中です...どうぞお早目に出欠の連絡をお願いいたします。

※10月いっぱいで締め切りとなります。雨天の場合、15日(翌日曜日)に延期。

美味しい豚肉と地場産の野菜を使った「芋煮」を作って皆さまをお待ちいたします...

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ワタシはメープル  2015年5月16日生まれ・5か月齢
可愛がってくださる方を見つけています... 飼い主さん募集ちゅうです~!

 

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